FXGTと言えば、2019年12月からサービス提供を開始した超新興海外FX業者。サービス開始当初から派手なボーナスキャンペーンを実施していることもあり、一気に知名度を高めたブローカーですね。
当サイトにおける海外FX業者総合ランキングにおいても、FXGTは第4位と超大手のブローカーに次ぐ順位となっており、運営実績を考慮すれば今最も話題の海外FX業者と言っても過言ではありません。運営スタッフに超メジャー海外FX業者XMやAxioryの創立メンバー、その他大手ブローカーの役員クラスなどが参加している点も見逃せませんね。
そんなFXGTですが、為替取引だけでなく仮想通貨(暗号資産)取引も可能なハイブリッド取引所であり、さらにそのスプレッドが業界トップクラスの狭さを誇るなど、新興業者でありながら利用者をどんどん増やしています。そこで本記事では、FXGTの特徴や評判、メリットやデメリットを詳しく解説し、合わせてFXGTの利用をおすすめしたい相性の良いトレーダーについても紹介したいと思います。
FXGTでは入金ボーナスをはじめとして毎月様々なキャンペーンが実施されています。
10月は3000円の新規口座開設ボーナスキャンペーンと、初回入金100% + 通常入金30%の入金ボーナスキャンペーンに加え、期間限定でFX専用口座開設キャンペーン(10月4日〜10月11日)、新規登録5000円(10月6日〜10月12日)、取引キャッシュバック(未定)などを開催中。詳しくはFXGT公式サイトのキャンペーンページをご覧ください!
FXGT最大の特徴は豪華ボーナスとFX/仮想通貨(暗号資産)に両対応したハイブリッド取引所
FXGT最大の特徴であり魅力とも言えるのが、豪華なボーナスキャンペーンと為替(FX)/仮想通貨の両方に対応しているハイブリッド取引所であるという点。まずはその内容を詳しく解説していきたいと思います。
豪華なボーナスキャンペーン
FXGTでは毎月内容の異なるボーナスキャンペーンが実施されています。その内容は主に口座開設ボーナスと入金ボーナスとなっており、さらに入金ボーナスの場合は追加入金なしでボーナスを増やす方法もあり、かなり使い勝手が良いものになっていますね。
FXGTの追加入金をせずに何度もボーナスを獲得して上限まで増やす手法は下記で詳しく紹介しています。
ここからは参考として過去に実施されていたボーナスキャンペーンをまとめて紹介していきたいと思います。
入金額の100%(初回)/20%(追加)がもらえる入金ボーナス
FXGTが2020年3月現在で開催しているのは、100% or 30%の入金ボーナスキャンペーンです。
内容としては
- 初回入金に対して、入金額の100%のボーナスを付与(初回入金ボーナス)
- 2回目以降の入金に対して、入金額の20%のボーナスを付与(追加入金ボーナス)
という2段階の入金ボーナスですね。
それぞれのボーナスの概要をまとめると以下の表のような形です。
初回入金ボーナス | 追加入金ボーナス | |
ボーナス内容 | 初回入金額の100%を付与 | 2回目以降入金額の20%を付与 |
ボーナス上限額 | 70,000円($700) | 450,000円($4,000) |
出金可否 | 出金不可 ※利益分は出金可能 | |
開催期間 | 2020年3月2日~31日 | |
対象条件 | MT5口座への入金 | |
備考 | ・出金すると自動的にボーナス消滅 ・2ヶ月間以上MT5口座にアクティビティがない場合には消滅 |
初回入金ボーナスは、FXGTに初めて入金した額に対して100%のボーナスが付与されます。ただし、ボーナスの上限額は7万円(700ドル)までに設定されていますので、それを超えた入金部分に関してはボーナスはもらえない点には注意しましょう。
追加入金ボーナスは、2回目以降の入金に対して、入金額の20%のボーナスが付与されるキャンペーンですね。こちらのボーナス上限額は45万円に設定されていますので、225万円までの入金に対してはボーナス適用範囲内ということになります。
ただしこれらのボーナスには以下3つの共通した注意点があるため、入金前によく確認しておきましょう。
①開催期間は1か月
開催期間は2020年3月中のみとなっています。利用を検討されているトレーダーはお早めに資金の準備等を進めて行きましょう。
②ボーナス分の出金はできない
ボーナスとしてもらった証拠金の出金はできませんので注意してください。出金した場合には自動的に消滅する仕組みとなっています。
③2ヶ月間以上アクティビティがない場合には消滅
2ヶ月以上の間MT5口座で取引などをしないとボーナスは自然消滅してしまいます。
入金額の30%(初回)/10%(追加)がもらえる入金ボーナス※2020年2月末に終了
こちらは2020年2月末まで実施されていたボーナスキャンペーンですね。内容としては
- 初回入金に対して、入金額の30%のボーナスを付与(初回入金ボーナス)
- 2回目以降の入金に対して、入金額の10%のボーナスを付与(追加入金ボーナス)
というものです。
条件などをまとめると下記の表のような感じですね。
初回入金ボーナス | 追加入金ボーナス | |
ボーナス内容 | 初回入金額の30%を付与 | 2回目以降入金額の10%を付与 |
ボーナス上限額 | 550,000円($5,000) | 800,000円($7,000) |
出金可否 | 出金不可 ※利益分は出金可能 | |
開催期間 | 2020年2月1日~29日 | |
対象条件 | MT5口座への入金 | |
備考 | ・出金すると自動的にボーナス消滅 ・ボーナスは付与後、60日で消滅 |
初回入金についてはボーナス率が30%とやや低いものの、上限額550,000円というのはかなり大きいですね。
入金額の200%がもらえる入金ボーナス※2020年1月末に終了
2020年1月末をもって本キャンペーンは終了してしまっていますが、FXGTでは開業から1ヶ月以上の期間、初回及び2回目の入金に対して、それぞれ200%のボーナスが付与されるキャンペーンを実施していました。一回の入金で獲得できるボーナスの上限額は65,000円でしたので、2回合わせて13万円のボーナスがもらえたことになりますね。
海外FX業者では豪華なボーナスキャンペーンを実施しているところも数多くありますが、入出額の200%というのは、GemForexとis6comでしか見たことがありません。これはかなり太っ腹なキャンペーンと言えるでしょう。
現在このキャンペーンは開催されていませんが、同レベルのボーナスキャンペーンが今後も定期的に開催される可能性もあり、ボーナスについては十分期待できると思います。
口座開設で1万円の口座開設ボーナス※2020年1月末に終了
口座開設するだけでボーナスがもらえる口座開設ボーナス(未入金ボーナス)も海外FXでは定番のキャンペーンですね。こちらについても入金200%ボーナスと同様、2020年1月末まで実施されていました。
内容としては口座開設を行い本人確認書類を提出するだけで、未入金でも1万円が付与されるというもので、これはFBSやGemForexなどの口座開設ボーナスが豪華な業者に劣らないレベルですね。こちらのキャンペーンも定期的に開催される可能性があるため、まだ口座開設をしていない人は公式サイトを時々チェックして、このタイミングを狙ってみるのも良いでしょう。
FXGTの最新のボーナス情報は下記に詳しくまとめています。
外国為替FXと仮想通貨(暗号資産)FXに対応した「ハイブリッド取引所」
FXGTのもう一つの特徴とも言えるのが、FXと仮想通貨(暗号資産)の両取引に対応していること。数ある海外FX業者のうち、新興業者を除く大手と呼ばれるブローカーの中で仮想通貨のレバレッジ取引ができるのは、BigBoss、TradersTrust、Tradeview、HotForex、iForexの4業者(2020年時点)しかありません。
仮想通貨専用の取引所をわざわざ開設せずとも、FX業者の口座で為替取引も仮想通貨取引もできるというのは、両方を取引するトレーダーにとっては大きなメリットと言えるでしょう。
さらにFXGTの仮想通貨取引は、
- 最大レバレッジ1000倍で仮想通貨取引が可能
- 仮想通貨の取扱商品数が多い
- スプレッドが狭い
- 土日でも取引ができる
という特徴を備えています。
具体的にFXGTと他の業者の仮想通貨商品数とスプレッド、土日の取引可否をまとめると以下の表のようになりますね。
仮想通貨商品数 | スプレッド※ | 土日取引可否 | |
FXGT | 30 | 17.5 | 〇 |
BigBoss | 5 | 36 | 〇 ※FOCREX口座(仮想通貨取引専用口座)に限る |
TradersTrust | 15 | 22 | 〇 |
Tredeview | 5 | 8 | × |
HotForex | 7 | 30 | 〇 |
iForex | 14 | 53 | 〇 |
※BTCUSDのスプレッド
商品数で言えば他業者を大きく上回る数をFXGTは扱っていますし、さらにスプレッドも狭い水準と言えるでしょう。上記の主要業者以外に、AltumFXやBitterzといった仮想通貨FXに力を入れている新興業者と比較しても、レバレッジや取扱い銘柄数、スプレッドの面で優れています。
これらを総合的に判断すると、FXGTの仮想通貨取引環境は他の業者に比べてかなり優れていると言えるでしょう。
海外FX業者で仮想通貨取引をするメリットやおすすめ業者は下記に詳しくまとめています。
FXGTの特徴と評判 ~メリットとデメリット~
口座の基本スペックや特徴
FXGTでは当初、スタンダード口座のみが開設可能でしたが、2021年6月より「セント口座」「ミニ口座」「ECN口座」が追加され、現在は合計4種類の口座タイプが提供されています。
それぞれの口座タイプの基本スペックを表にまとめると以下のような形ですね。
口座タイプ | セント口座 | ミニ口座 | スタンダード口座 | ECN口座 |
口座通貨 | USD/EUR | JPY/USD/EUR/ BTC/ETH/XRP/USDT | JPY/USD/EUR/ BTC/ETH/XRP/USDT | JPY/USD/EUR/ BTC/ETH/XRP/USDT |
1ロットあたりの通貨量 | 1,000通貨 | 1万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大ロット数 | 500ロット | 200ロット | 100ロット | 200ロット |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 |
初回最低入金額 | 5ドル | 500円 | 500円 | 2万5,000円 |
取引可能銘柄 | FX通貨ペア | FX通貨ペア 仮想通貨FX メタルとエネルギー 株価指数 | FX通貨ペア 仮想通貨FX シンセティックペア GTi12 メタルとエネルギー 株価指数 株式 | FX通貨ペア 仮想通貨FX シンセティックペア GTi12 メタルとエネルギー 株価指数 株式 |
ドル円の最低スプレッド | 2pips | 1.8pips | 1.6pips | 0.3pips |
取引手数料 | なし | なし | なし | 1ロット往復取引あたり10ドル |
マージンコール | 50% | 50% | 50% | 70% |
ロスカット | 20% | 20% | 20% | 40% |
キャンペーン対象 | 一部利用可能 | 利用可能 | 利用可能 | 不可 |
一般的なスタンダード口座に加え、少額から取引可能なセント口座・ミニ口座、さらに低スプレッドな代わりに取引手数料が発生するECN口座も用意されており、様々なトレーダーに対応できると言えるでしょう。最大レバレッジも1000倍と、他海外FX業者と比較しても高い水準であり、このあたりもFXGTの優れた点ですね。
ロスカット水準が証拠金維持率20%以下(ECN口座は40%以下)という点も、高スペックな取引環境を誇る海外FX業者と同等レベルで遜色ありません。気になるポイントとしては取引プラットフォームがMT5のみとなっており、MT4をメインに利用していたトレーダーにとってはやや使用しづらいイメージがあるかもしれませんね。
FXGTの新口座タイプやスペックの詳細は下記に詳しくまとめています。
最大レバレッジ1000倍は仮想通貨(暗号資産)取引にも適用
前述の通り、FXGTの最大レバレッジは1,000倍。海外FX業界では最大レバレッジ1,000倍を超える業者もいくつかありますが、それでもかなりのハイレバレッジと言える水準でしょう。
以下の表は、主要業者との最大レバレッジを比較したものですが、FBSの3,000倍に次いで高いレバレッジとなっていますね。
さらにレバレッジに関しては、他の業者とは異なりFXGTならではと言えるポイントがあります。それは通貨ペア取引だけでなく、仮想通貨取引にもこの最大レバレッジが適用されるということですね。下記の表のように取引ボリューム(保有ポジション)によってレバレッジが制限されるものの、最低でも20倍は維持されます。
取引ボリューム | レバレッジ |
0〜3000ドル(約33万円) | 1000倍 |
3000ドル〜1万ドル(約110万円) | 500倍 |
1万ドル〜5万ドル(約550万円) | 200倍 |
5万ドル〜10万ドル(約1100万円) | 100倍 |
10万ドル〜20万ドル(約2200万円) | 50倍 |
20万ドル以上 | 20倍 |
日本国内の仮想通貨取引所が4倍、仮想通貨に対応した海外FX業者のレバレッジが5倍~10倍であることを考えると、これは世界最高レベルのハイレバレッジであると言えますね。
優れた入出金環境を用意
FXGTでは取引口座となるMT5口座とは別に資金管理用のウォレットであるeWalletsが用意されています。入出金はこのeWalletsに対して行い、取引の際にはeWalletsからMT5取引口座に資金移動をするという使い方ですね。
このeWalletsのおかげで取引に利用する資金とそうではない資金を分けて管理することができますし、法定通貨に加え仮想通貨もeWalletsを通して入出金や取引にそのまま使えるようになり、非常に利便性が高いと言えるでしょう。
入出金手段についてもクレジットカード・仮想通貨・bitwallet・Sticpay・国内銀行送金・海外銀行送金と豊富に用意されており、特に困ることはありません。手数料も銀行や決済サービス会社で発生するもののみとなり、FXGT側は全て無料となっています。
中でも非常に利便性の高いbitwalletに対応している点は大きな魅力と言えますね。XMやGemForex、Axioryといった人気の高い大手業者ではbitwalletが使えない、もしくは使えても利益分の出金ができなくなっていますので、この点はFXGTならではのメリットと言えるでしょう。
利便性の高いオンラインウォレットサービスbitwalletの詳細や利用メリットは下記で詳しく解説しています。
追証なしのゼロカットシステム採用
FXGTは他の多くの海外FX業者と同じく、ゼロカットシステムを採用しています。相場が急変動し口座残高がマイナスとなった場合でも、顧客はマイナス分の証拠金(追証)を支払う必要がないというわけですね。
マイナス分についてはFX業者が補填してくれるため、トレーダーは入金額以上に損失を負うことはありません。そしてもちろん、これは仮想通貨取引にも適用されます。
法律によりゼロカットシステムを採用できない国内FX業者と比べると、安全に取引を行うことができる点で安心と言えるでしょう。
ゼロカットの詳細やメリットについては、下記に詳しくまとめています。
為替取引(FX)のスプレッドは比較的狭め
仮想通貨取引においてはかなりの低スプレッドを実現しているFXGTですが、FXにおけるスプレッドも比較的狭く設定されています。実際に主要海外FX業者のスタンダードな口座の平均スプレッドと比較すると、下記の表のようになりますね。
FXGT | Axiory | TitanFX | XM | |
USD/JPY | 1.4 | 1.3 | 1.2 | 1.7 |
EUR/JPY | 2.2 | 1.5 | 1.4 | 2.3 |
GBP/JPY | 3.5 | 2.0 | 2.4 | 3.9 |
EUR/USD | 1.6 | 1.2 | 1.2 | 1.8 |
GBP/USD | 2.2 | 1.6 | 1.6 | 2.3 |
EUR/GBP | 1.9 | 1.3 | 1.9 | 2.6 |
スプレッドが狭いことで有名なAxioryやTitanFXと比較すると、若干広めではあるものの、海外FX業者の代表格であるXMとの比較では、全体的に狭くなっていますね。業界トップクラスの狭さとまではいきませんが、比較的有利な条件でトレード可能なスプレッドと言えるでしょう。
FXGTのスプレッドと取扱い銘柄については下記で詳しく解説しています。
完全日本語対応の公式サイト&日本語サポートも充実
日本人トレーダーにとっては、日本語でのサポート体制が整っているかという点は、非常に重要なポイントですよね。自身の資産を預けるということもあり、万が一の場合に日本語でやりとりできないというのは致命的になりかねません。
その点FXGTでは、公式WEBサイトが完全日本語対応されており、問い合せに対してもしっかりと日本語でサポートしてくれます。海外FX業者の中には、サイトが日本語対応していても、和訳ツールで変換されたような不自然な日本語が使われていることもありますが、FXGTはそのようなこともありませんね。しっかりと意味の分かる日本語での表記となっており、利用する上での不便さや問題は特に感じません。
また、緊急時の業者への問い合わせに対しては、下記のようにEメール、チケット(クライアントポータル内にあるサポート窓口)、ライブチャットで受け付けています。
営業時間 | 平日対応 | 土日対応 | |
Eメール | 24時間 | 〇 | |
チケット | |||
ライブチャット | 9時~23時 |
現時点では電話での対応は不可となっていますが、Eメール、チケット、ライブチャットでのやり取りでは、自然な日本語で素早くレスポンスがもらえるため、この点に関しても特に問題はないでしょう。ライブチャットであれば、時間は限られているものの、非常時にすぐにサポートを受けることも可能です。
セーシェルFSAの金融ライセンス保有
FXGTの運営会社である”360 Degrees Markets Ltd”は、下記の通りセーシェル共和国が発行するFSAという金融ライセンスを取得しています。
運営会社 | 360 Degrees Markets Ltd |
所在地 | Suite C, Orion Mall , Palm Street, Victoria , Mahe , Seychelles |
金融ライセンス | FSA(登録番号:SD019) |
FSAライセンスは、金融ライセンスとして信頼の厚いFCA(イギリス)やCySEC(キプロス)と比べて、安全性や信頼性という面ではやや劣ると言えるでしょう。しかし、XMやHotForexといった業者も、日本向けユーザーの管理はこのFSAライセンス下でおこなっており、そういう意味では全く意味がないライセンスという訳でもありません。海外FX業者が日本の顧客を管理するには、日本の金融庁と関係性の薄い国のライセンスで活動せざるを得ないため、これは仕方がありませんね。
ただXMやHotForexは、FSA以外に、FCA(イギリス)、CySEC(キプロス)といった信頼性の高いライセンスを複数保有しています。海外FX業者の中には金融ライセンスを保有していない業者も多く存在するため、その点ではFXGTは最低限の信頼性は確保されていると言えますが、主要な大手業者と比較すると安全性はやや劣るという印象ですね。
海外FXの信頼性や安心して取引できる業者の選び方・ポイントは下記で詳しく解説していますので参考にしてください。
顧客資産は信託保全ではなく分別管理
FXGTでは顧客資産を信託保全ではなく分別管理方式で管理しています。そのため、業者の倒産など万が一の際には、トレーダーの資産が返ってこないという可能性もあり、これはやや不安なポイントですね。
とは言え、海外FX業者で信託保全を採用している業者はAxioyなど一部の業者に限られ、その数は非常に少ないです。その点ではFXGTの管理方式は一般的なレベルと言えるでしょう。
ただ、同じ分別管理でも、XMのように保険をかけることで、顧客資産を全額 or 一定額まで補償している業者も複数あります。現時点でFXGTはそういった補償もかけていないため、顧客資産管理に一定のリスクがあると言えますね。
信託保全や分別管理など海外FX業者の顧客資産方法と、管理に優れたおすすめブローカーについては下記で詳しく解説しています。
取引ツールはMT5のみ
MT5やcTraderといった高機能な取引プラットフォーム利用者も徐々に増えていますが、それでも世界ではまだまだMT4を使っているトレーダーが多くいます。
ところが、FXGTでは取引ツールがMT5のみに限定され、MT4は利用することができません。MT4を使用していたトレーダーにとっては、使い慣れた取引ツールを乗り換える必要があり、これはFXGTの利用ハードルを上げる要素と言えるでしょう。
他の海外FX業者では、MT4・MT5両方のプラットフォームに対応している業者が多いため、この点ではやや利用者を選んでしまうかもしれませんね。特にEAやインジケーターはMT4の方が圧倒的に豊富ですので、これらをよく使うトレーダーにとっては大きなデメリットと言えます。
創業メンバーは豪華だが運営歴が短く実績が少ない
冒頭でも述べたとおり、FXGTの創業にはXMやAxioryといった大手ブローカーの創設者など、取引所運営について豊富な知識と経験を持ったスタッフが関わっています。経験に裏付けされた運営が出来るメンバーがそろっていることから、運営開始から間もないながらも、今後に関して過度な不安を抱く必要はないでしょう。
とは言え、FXGTが運営を開始したのは2019年12月とつい最近のこと。超新興業者であり運営歴はまだ非常に短いため、実績や口コミ評判が少なく情報が乏しいことは事実です。出金拒否など、運営上の目立った問題はまだ出てきていませんが、SNSや国内掲示板サイトでは「まだまだ様子見」という意見が散見されますね。
また、海外FX最大の口コミサイト”FPA”にも、FXGTはまだ登録されていないため、実績・口コミから業者の良し悪しを判断するには情報が不足しているというのが現状です。いきなりトレードを始めることに不安のあるトレーダーは、実績や情報が出るのを待ってから取引するのが良いでしょう。
世界的なFXブローカー口コミサイトFPA(ForexPeaceArmy)の特徴や使い方、評価の高い業者は下記に詳しくまとめています。
FXGTの利用をおすすめする相性の良いトレーダー
ボーナスで資金を増やして取引したいトレーダー
FXGTでの取引は、少ない資金からボーナスを活かして利益を狙うトレーダーにおすすめです。過去、入金額に対して200%のボーナス付与や、口座開設するだけで1万円のボーナス付与など、豪華キャンペーンを実施していたこともあり、今後もボーナスについてもある程度期待できるでしょう。
豪華なボーナスキャンペーンを開催しているタイミングを見計らい、上手に資金を増やすことで、資金効率の良い取引が可能です。
仮想通貨(暗号資産)を積極的に取引したいトレーダー
FXの取引はもちろん、仮想通貨の取引も積極的に行いたいトレーダーにもおすすめです。FXGTの口座を持っておけば、一つの口座でFXも仮想通貨も取引可能なため、仮想通貨用の別口座を設ける必要もありません。
また、他の業者に比べて仮想通貨の取扱商品数が多く、スプレッドも狭いため、豊富な商品から取引ができることや取引コストを抑えた利益拡大が狙いやすい点も大きなメリットと言えますね。積極的な仮想通貨取引を考えているトレーダーにはFXGTの利用がおすすめです。
まとめ
FXGTはまだまだ運営歴の短い業者ということで、完全に安心してトレードできるとは言い難いですが、一定の信頼性はあると考えられます。現在は実施されていませんが、当初開催されていたボーナスキャンペーンも非常に豪華で、ボーナスに関しては今後もある程度期待できそうですね。
ただFX業者として見た場合、そのトレード環境は特別優れている訳ではありません。もし為替取引のみで海外FX業者を利用するということであれば、もっと優秀な業者が存在しますので、そちらを使うようにしましょう。
一方で仮想通貨関連の取引に関しては、数ある海外FX業者の中でもかなり優れたトレード環境を実現しています。FXと仮想通貨、両方を1業者で取引したいと考えている人であれば、ぜひFXGTの利用を検討してみてください。
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