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BigBossのスワップポイント一覧、日本円換算値、確認方法や付与時間、計算方法などを総まとめ!

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2013年に設立され、FXや貴金属などの取引はもちろん、低スプレッドで取引できる仮想通貨にも魅力がある海外FX業者BigBoss。最近では、従来の取引ボーナスを「BigBossポイント」という新制度に改め、キャンペーン面でも充実を見せていますね。

そんなBigBossのスワップポイントの特徴は、FXやその他のCFD銘柄と、仮想通貨ペアでルールが違う点にあります。FXなどの銘柄のスワップポイントは1日に1回発生し、水曜日は3倍になる一般的なルールとなっている一方で、仮想通貨ペアでは、土日も取引できるため3倍デーがありませんが、代わりにスワップポイントは1日3回発生する仕様です。

そこで本記事では、BigBossのスワップポイントについて、計算方法や確認方法などを分かりやすく解説。スワップポイントの発生タイミングなどの注意点も説明していますので、BigBossに興味がある人はチェックしてください。

スワップポイントとは

スワップポイントとは、銘柄を取引する際に発生する金利差調整分のこと。FXの場合はペアになっている2つの通貨の金利差調整になり、その他CFD銘柄でも同様にスワップポイントは存在します。

金利差調整のためにあるスワップポイントですが、実際はもっと複雑なもので、顧客の注文をインターバンク市場で約定させるためのファンディングコスト(資金調達コスト)なども加味されます。金利差に基づきながらも、FX業者ごとにスワップレートが大きく異なるのは、そうした事情があるためですね。

スワップポイントは基本的にロールオーバー(日をまたいでポジションを持ち越すこと)する際に発生します。取引口座への反映はサーバー時間での日付変更時に行われるため、日本時間では朝の7時過ぎ(夏時間では6時過ぎ)くらいになります。

ロングとショートでスワップレートは異なっていますが、基本的にはマイナスの方が上回るため、スワップポイントはロールオーバーする際のコストとして考えるべきでしょう。しかし高金利通貨と低金利通貨の組み合わせの通貨ペアでは、注文の方向によっては大きなプラススワップが発生する場合があり、長期保有型のトレード方法の1つとして人気があります。

BigBossのスワップポイント計算方法

ここからは、BigBossのスワップポイントの計算方法を確認していきましょう。

公式サイトやMT4/MT5に記載されているのはスワップレートなので、取引ロット数あたりの日本円換算のスワップポイントは、式に当てはめて計算する必要があります。

BigBossでは、FX通貨ペア、貴金属、株価指数、エネルギー、仮想通貨ペアの5種類の銘柄が取引可能ですが、スワップレートからの日本円スワップポイントの計算方法はすべて同じとなっており、以下のように計算します。

契約サイズ×ロット数×最小ポイント×スワップレート×決済通貨と日本円のレート
=円換算のスワップポイント

いくつか計算例を見ていきましょう。

計算例1)USDJPYを1ロットロングした時のスワップポイント

100000(契約サイズ)×1(ロット数)×0.001(最小ポイント)×4.94(スワップ値)
=494円(1日分のスワップポイント)

計算例2)EURUSDを1ロットロングした時のスワップポイント

100000(契約サイズ)×1(ロット数)×0.00001(最小ポイント)×-9.49(スワップ値)×135(決済通貨と日本円のレート)
=約-1,281円(1日分のスワップポイント)

計算例3)BTCUSDTを1ロットショートした時のスワップポイント

1(契約サイズ)×1(ロット数)×0.01(最小ポイント)×11.34(スワップ値)×135(決済通貨と日本円のレート)
=約15.3円(1回分のスワップポイント)

決済通貨が日本円以外の場合は、決済通貨と日本円のレートをかけることで日本円換算ができます。また、銘柄によって契約サイズや最小ポイントは異なるため、詳しくはMT4の「通貨ペアリスト」やMT5の「銘柄」から確認するようにしましょう。

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主な銘柄の日本円換算スワップポイント

続いて、BigBossでの取引の際にスワップポイントが気になる銘柄について、以下3種類の日本円換算スワップポイントを確認したいと思います。

  • メジャー通貨ペアなど取引機会が多い銘柄
  • 主な仮想通貨ペア
  • プラススワップが大きい通貨ペア・トップ5

メジャー通貨ペアなどの日本円換算スワップポイント

まずはメジャー通貨ペアなどの人気通貨ペアについて、日本円換算スワップポイントを確認します。

以下は、2022年8月9日のスワップレートに基づく、1ロット取引時の1日分のスワップポイントです。

ロングショート
EURUSD-1,263円431円
USDJPY462円-1,112円
GBPUSD-670円-239円
AUDUSD-325円-229円
USDCAD-307円-501円
USDCHF330円-1,097円
EURJPY-53円-321円
GBPJPY209円-1,185円

ところどころプラススワップもありますが、ロングとショートの合計で見れば、どの通貨ペアもマイナススワップになっていることが分かりますね。

しかし、1ロットを取引した場合、1pipsあたり1,000円程度の損益になることを考えると、スワップポイントによるロールオーバーのコストは、スプレッドよりは少ないと言えるでしょう。

主な仮想通貨ペアの日本円換算スワップポイント

続いて、主な仮想通貨ペアの日本円換算スワップポイントを確認したいと思います。

BigBossでは、仮想通貨ペアに限りスワップポイントは8時間おきに発生するため、丸一日ポジションを保有すると合計3回スワップポイントが発生することになります。

以下は、2022年8月9日のスワップレートに基づく、1ロット取引時の1回分のスワップポイントです。

ロングショート
BTCUSDT-15.6円15.3円
BTCJPYT93.4円-93.4円
ETHUSDT-90.7円89.8円
ETHJPYT-10.7円6.2円
XRPUSDT-2.7円-44.4円
XRPJPYT10円-57円

USDTやJPYTは、法定通貨の価値に連動するように作られたステーブルコインです。

同じBTCとのペアであるBTCUSDTやBTCJPYTは、チャートの形が非常によく似ている場合もありますが、スワップポイントには違いがありますね。

これはETHやXRPでも同じような傾向があります。取引する際はそうした違いに目を向けてみても良いかも知れません。

プラススワップが大きい通貨ペア・トップ3

最後は、プラススワップが大きい通貨ペアから、上位3通貨ペアについて日本円換算スワップポイントを確認したいと思います。

以下は、2022年8月9日のスワップレートに基づく、1ロット取引時の1日分のスワップポイントです。

ロングショート
SGDJPY3,790円-6,480円
MXNJPY1,309円-1,729円
USDTRY-10,013円365円

今回のプラススワップランキング1位は、SGDJPYで3,790円(ロング)となりました。多くの海外FX業者でプラススワップが大きくなりやすいのはTRYを含む通貨ペアのため、これは少々珍しい結果かも知れませんね。

今回1位のSGDJPYと、3位のUSDTRYについて、同じ日の他社は以下のようなスワップポイントとなっています。

SGDJPYUSDTRY
BigBoss3,790円(ロング)
365円(ショート)
XM-741円(ロング)
2,047円(ショート)
GemForex-186円(ロング)
129円(ショート)
Axiory227(ロング)
3,619円(ショート)

各社によって、スワップポイントが大きく違うことがわかりますね。

ちなみにですが、他社ではより大きいプラススワップがついている通貨ペアもあるため、スワップポイントを狙うトレードをする場合は、BigBoss以外の海外FX業者もチェックしておいた方が良いでしょう。

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BigBossのスワップポイント一覧

続いて、BigBossが提供する全銘柄のスワップレートを一覧で確認していきましょう。

以下はすべて、2022年8月9日のスワップレートとなっています。

FX通貨ペア

ロングショートロングショート
AUDCAD-3.52-3.83AUDCHF-0.18-6
AUDJPY-0.5-8.17AUDNZD-7.14-4.02
AUDUSD-2.41-1.7CADCHF0.38-6.51
CADJPY0.29-8.91CHFJPY-6.29-6.1
CNHJPY-4.3-8EURAUD-15.351.33
EURCAD-12.791.61EURCHF-5.16-3.83
EURGBP-6.831.53EURJPY-5.3-3.21
EURNZD-18.782.02EURUSD-9.373.2
GBPAUD-9.07-6.8GBPCAD-7.2-5.79
GBPCHF-0.07-10.46GBPJPY2.09-11.85
GBPNZD-11.83-8.02GBPUSD-4.97-1.77
HKDJPY1.4-4.7MXNJPY13.09-17.29
NOKJPY3.5-6.4NZDCAD-2.44-5.03
NZDJPY0.15-8.33NZDUSD-1.64-2.62
SGDJPY37.9-64.8TRYJPY-0.5-0.49
USDCAD-2.93-4.78USDCHF2.34-7.78
USDCNH-5.05-7.06USDHKD-4.7-7.8
USDJPY4.62-11.12USDMXN-0.87-1.27
USDNOK-2.52-1.13USDRUB-238.867.14
USDSEK-2.15-2.19USDSGD-11.23-11.05
USDTRY-1335.1348.72USDZAR-25.390.57
ZARJPY10.4-16.4

貴金属

ロングショート
SILVER_USD-0.7-0.97
GOLD_USD-10.314.9
XAGUSD-0.7-0.98
XAUUSD-10.314.9

株価指数

ロングショート
DAX40_EUR-0.86-1.29
DOW30_USD-3.85-1.26
GER30-0.87-1.28
HSI-2.52-1.13
HSI50_HKD-2.51-1.14
N225-2.15-2.12
N225_JPY-2.14-2.19
NASDAQ_USD-1.43-0.47
NDX-1.43-0.47
SP500_USD-0.46-0.16
SPX-0.46-0.16
UK100-0.83-0.36
UK100_GBP-0.82-0.36
WS30-3.84-1.27

エネルギー

ロングショート
OILUK_USD-0.47-0.24
OILWTI_USD-0.46-0.24
UKBrent-0.48-0.23
USCrude-0.45-0.26

仮想通貨ペア

ロングショートロングショート
ADAUSDT-0.390.24ADAJPYT2.3-2.4
AXSUSDT5.4-5.75AXSJPYT5.4-5.99
BCHUSDT0-1.75BCHJPYT-1.090.07
BNBUSDT0-1.08BNBJPYT0-1.69
BTCUSDT-11.5811.34BTCJPYT93.36-93.43
DOGEUSDT0.01-0.79DOGEJPYT-0.01-1.05
DOTUSDT0.01-0.61DOTJPYT-0.01-0.56
ENJUSDT-0.01-0.48ENJJPYT-0.01-0.67
EOSUSDT0-1.32EOSJPYT-0.04-1.95
ETHUSDT-6.746.68ETHJPYT-1.070.62
LTCUSDT-0.01-0.47LTCJPYT-0.04-0.73
NEOUSDT0-1.39NEOJPYT0.05-1.99
UNIUSDT0.35-0.88UNIJPYT0.05-1.12
XLMUSDT0-1XLMJPYT0.04-1.34
XRPUSDT-0.02-0.33XRPJPYT0.1-0.57

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BigBossのスワップポイント確認方法

ここからは、BigBossでリアルタイムのスワップレートの確認方法を見ていきましょう。

公式サイトから確認する方法と、MT4/MT5から確認する方法を、それぞれ順番に説明します。

公式サイトから確認する方法

BigBossでは、公式サイト内に全銘柄の現在のスワップレートが掲載されています。

また、仮想通貨ペアのスワップレートはMT4/MT5からは確認できないため、確認したい場合は公式サイトを見ると良いでしょう。

現在のスワップレートを確認するには、BigBoss公式サイト上部メニューから「取引」を選択し、さらに開いたメニューの「取引条件」中にある「BigBossのスワップ」を選択します。

「BigBossのスワップについて」と言うページが開くため、少し下にスクロールすると、「現在のスワップポイント」が確認できます。

MT4/MT5から確認する方法

BigBossのFX通貨ペア、貴金属、株価指数、エネルギーのスワップレートは、MT4の「通貨ペアリスト」またはMT5の「銘柄」を開いて確認することができます。

開き方はどちらも同じですが、今回はMT4の通貨ペアリストから確認する方法を見ていきましょう。

確認するには、上部メニューの「表示」から「通貨ペアリスト」を開きます。

開いた銘柄のフォルダから確認したい銘柄を選択し、さらに開いた詳細ウィンドウを下にスクロールすると、現在のスワップレートが確認できます。

通貨ペアリストや銘柄からは、その銘柄の詳しい取引条件を確認できるので、ぜひ活用してみてください。

BigBossのスワップポイントでのルール・注意点

最後に、BigBossのスワップポイントでのルールや注意点を確認していきましょう。

毎週水曜日はスワップポイントが3倍になる

BigBossのFX通貨ペア、貴金属、株価指数、エネルギーでは、水曜日から木曜日へのロールオーバー時に、取引口座へ反映されるスワップポイントが通常の3倍(3日分)になります。

これは、本来土日にも発生している金利差調整分の埋め合わせのための処置です。ただし、3倍スワップの発生条件は水曜日のセッション終了時にポジションをロールオーバーすることであり、土日のポジション保有の有無は関係がありません。

マイナススワップによるコストが通常の3倍になる可能性もあるので、水曜日の3倍ルールはあらかじめ知っておきたいですね。

仮想通貨ペアは1日3日(8時間おき)にスワップポイントが発生する

BigBossの仮想通貨ペアは、365日休まずに取引できるため、FXのスワップのような3倍日はありません。

しかし、BigBossでは仮想通貨の取引に「調達スワップ方式(ローリングフィー方式)」を採用しているため、1日3回、8時間おきにスワップポイントが発生します。

日本時間でスワップポイントが発生する時間は、以下の通りです。

  • 5:05
  • 13:05
  • 21:05

FXなどとはスワップポイントの発生タイミングが大きく異なるので、注意したいですね。

まとめ

BigBossの仮想通貨取引は、8時間おきにスワップポイントが発生する点に注意したいですね。FXなどの銘柄では、スワップポイントは1日ごとに発生し、水曜日が3倍になる一般的なのルールとなっています。

スワップポイントは固定されているものではなく、日々変動する可能性があります。取引の際は、最新のスワップレートを確認するようにしましょう。

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