2018年に日本人向けサービスを開始したXLNTrade(エクセレントレード)。比較的まだ新しい海外FX業者と言えますが、損失補償サービスや豪華なボーナス、さらにロスカット水準が0%など、他のFX業者とは一味違う独自のサービスで話題を呼んでいますね。
XLNTrade(エクセレントレード)は、ゼロカットシステム(追証がない)を採用しているのはもちろんのこと、スプレッドが狭く、ボーナスも豪華など海外FXに必要なサービスが全て揃っていると言えます。また、日本語サポートも充実しています。
この記事では、まだまだ新しいXLNTrade(エクセレントレード)の特長や評判、ボーナス、入出金の方法などを解説。さらにおすすめのユーザーなども解説していきたいと思います。
XLNTrade最大の魅力は業界唯一の損失補償サービス
損失補償サービスの詳細
XLNTrade(エクセレントレード)の最大の魅力は、業界内でも非常にユニークな最大5回までの損失補償サービスにあります。これは口座を開設後、最初の5回までの取引で発生した損失に対して、なんと全てXLNTrade側で負担してくれるというもの。つまり、この5回の取引に関しては一切のリスクなしで、利益分のみを獲得できるということになります。
画像1:XLNTrade損失補償サービスの仕組み
この損失補償サービスを図で表すと上記のような形ですね。本来であれば5回目の取引が終わった時点での損益は17200円となりますが、損失補償により回目の損失-円ををトレーダーは負担しないため、実際の利益は+25200円となります。
取引におけるリスクを一切追わなくても良いというのは、他の海外FX業者にはない、まさに驚愕のサービスであると言えますね。このおかげでFX初心者でも安心してトレードをすることができますし、中上級者であっても積極的なトレードが可能になります。
損失補償サービスの適用条件
破格のサービスと言える損失補償ですが、適用条件が決まっており以下のようになっています。
適用条件
・Profit口座のみ(MT4口座対象外)
・レバレッジは最大20倍
・一回あたりの最大取引量は1万通貨(1lot)まで
・トレード開始から72時間以内に決済した取引のみ適用
・口座開設から1ヶ月以内
・初回入金額200$以上(2万円相当)入金する
・EAを利用しない
あまりに多額の損失は流石に補償できなくなってしまうため、口座開設から5回までの取引は、レバレッジが自動的に20倍に制限され、1万通貨以上の取引ができないようになっています。またこの適用条件で注意したいのは、ポジションを保有して72時間(3日間)以内の決済のみが補償対象となる点ですね。72時間を過ぎた決済は、損失補償の対象外となってしまいますので注意が必要です。
ちなみにアラームやメールなどで通知する機能はありませんので、決済するタイミングを自分で管理しなければいけません。メモやスマホのカレンダー登録を使うなどをして、決済を忘れないようにしましょう。また、MT4口座は損失補償適用対象外ですので、こちらも注意が必要です。
また、損失補償サービスを受けるには、口座に資金を入金する前にカスタマーサポートに連絡が必要です。少し手間がかかりますが、忘れずに連絡をするようにしましょう。
損失補償サービスの活用方法
損失補償サービスを使うことでリスクなしの取引ができますので、ある程度チャレンジ的なトレードをすることができます。例えばボラティリティの高いロンドン時間やポンド関連通貨などの取引を行えば、予想外の大きな利益となる可能性もありますね。
ここで重要なのは、72時間(3日間)という決済期限。この72時間の間に最も値が動くと思われる通貨に、タイミングよくエントリーすれば、利益が狙いやすくなります。大きなトレンドへの順張りや、相場が大きく動きやすい雇用統計などの指標発表時を狙ってのエントリーが最適と言えますね。
またFX初心者のテストトレードとしても効果的です。
XLNTradeの特長と評判 ~メリットとデメリット~
入金ボーナスが超豪華
XLNTradeの魅力のひとつでもあるのが入金ボーナス。10万円を上限として入金額の125%、さらに200万円までは40%という、海外FX業者の中でも類を見ない豪華な入金ボーナスを提供しています。海外FX業者の代名詞的存在であるXMや、ボーナスが豪華と言われるGemForexなど、ほとんどの海外FX業者が100%ボーナスであることを考えると、これは破格と言えると思います。
このボーナスについては口座によって条件が変更になり、表にまとめると以下のような感じになります。
<Priofit口座>
入金額 | ボーナス | 合計取引資金 |
5万円 | 6万2500円 | 11万2500円 |
10万円 (125%ボーナスの上限) | 12万5000円 | 22万5000円 |
30万円 | 20万5000円 | 50万5000円 |
100万円 | 48万5000円 | 148万5000円 |
<MT4口座>
入金額 | ボーナス | 合計取引資金 |
5万円 | 5万円 | 10万円 |
10万円 (100%ボーナス上限) | 10万円 | 20万円 |
30万円 | 18万円 | 48万円 |
100万円 | 46万円 | 146万円 |
XLNTradeではProfit口座とMT4口座の2種類の口座が選択できますが、どちらのプラットフォームを選ぶかで、適用されるボーナスも変わってきます。
Profit口座を選んだ場合、10万円までが125%ボーナスの対象となり、それ以降の入金に関しては40%のボーナスを付与。ボーナスの上限は200万円までとなっています。一方、MT4口座を選択した場合は、10万円までは100%ボーナスの対象で、それ以降の入金に関しては200万円まで40%のボーナス加算となっていますね。
どちらのプラットフォームでも豪華ではありますが、EA(自動売買プログラム)やインジケーターを利用していないのであれば、Profit口座の方がおすすめと言えます。
また、他海外FX業者との比較で言えば、これより豪華と言えるのはFBSの提供する20,000ドルまでの100%入金ボーナスくらいしか存在しません。それでも10万円まではProfit口座の125%ボーナスのほうが上ですので、入金額次第ではXLNTradeが最も豪華なボーナスと言えますね。
XLNTradeの損失補償・入金ボーナスについては下記の記事でより詳細に解説しています。
ロスカット水準が証拠金維持率0%&ゼロカットシステム採用
XLNTradeの最大レバレッジは400倍となっており、これは海外FX業者の中では平均的と言える倍率ですね。それでも国内FX業者と比較すれば、20倍の資金効率ですので、海外FXの良さを十分に実感できるレバレッジだと思います。
また、多くの海外FX業者同様にゼロカットシステムも採用されており、口座残高がマイナスになってしまったとしても追証を請求されることはありません。最大リスクは口座資金までとなっています。
特筆すべきはそのロスカット水準の低さであり、ロスカット対象となる証拠金維持率は業界屈指の0%。これは同じく業界最高水準のiForexと同じレベルです。口座残高が0になるまでポジションを保有できますので、ギリギリまで相場の反転を狙ったり、一発逆転狙いのトレードができたりもしますね。
強制的な退場の可能性が低くなるということは、当然勝つ可能性も高くなりますし幅広い柔軟なトレードも可能になるということです。少額の資金しかないトレーダーも、早期にロスカットされる心配がなく安心して取引ができると言えるのではないでしょうか。
スプレッドは固定でやや広め
XLNTradeでは、他の多くの海外FX業者で採用されている変動スプレッドではなく、固定スプレッドが採用されています。2019年6月時点での主要通貨のスプレッドは下記の表のようになっていますね。
通貨ペア | スプレッド(固定) |
USD/JPY | 2.0Pips |
EUR/USD | 2.0Pips |
GBP/USD | 3.0Pips |
EUR/JPY | 2.0Pips |
GBP/JPY | 3.0Pips |
AUD/JPY | 4.0Pips |
開業当初は、固定でありながらかなり狭いスプレッドとなっており、それも非常に大きな魅力でしたが、残念ながら2019年5月にスプレッドが変更になり、以降はやや広めの設定となっています。ただし、固定スプレッドを採用しているということは、スプレッドの広がりやすい時間でも一定のスプレッドで取引が可能ということですので、トレーダーによっては有利に働く可能性もありますね。
通貨ペアが非常に豊富
XLNTradeでは、FX以外にも仮想通貨、株式などのCFD、コモディティ、インデックスなど多岐にわたる金融商品の取引ができます。すべてMT4もしくはProfit上で取引ができますので、複数口座を開設する必要はありません。
金融商品 | 種類数 | 例 |
FX | 47種類 | USD/JPY、EUR/USD …etc. |
株式 | 67種類 | AMAZON、Twitter、TOYOTA、 Samsung |
仮想通貨 | 4種類 | ミニビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル |
コモディティ | 16種類 | 金、原油、天然ガス、大豆など |
インデックス | 15種類 | ダウ平均株価、日経225、ドイツ、イギリスなどの主要指数 |
例えば、原油の動きと資源国通貨、NYダウなどのインデックスとドル円、GAFAなどのアメリカ主要株式などを1つの同じ口座で扱うことが可能です。複数の金融商品を総合的かつ多角的に分析することができるのは、メリットのひとつと言えるのではないでしょうか。
主な入出金手段は2通り
XLNTradeの入出金方法としては、まずクレジットカードが利用できます。対応しているクレジットカードはVISA・MasterCard・JCBの3種類。日本で唯一の国際ブランドであるJCBに対応している点は、日本人トレーダーにとっては使いやすいと言えますね。
また、インターネット上の電子財布とも言えるオンラインウォレットサービス、bitwalletにも対応しています。bitwalletは海外FXを利用する上で、まさに必須とも言える非常に利便性の高いサービス。入金・出金共に国内銀行振込ができますし、クレジットカードでも入金が可能です。対応海外FX業者からの出金にも対応しているため、複数の海外FX業者を利用している場合も資金移動が簡単におこなうことができますね。
クレジットカード、bitwallet共に、最低入金額は100ドル(10,000円)、手数料は無料となっています。
入出金に非常に便利なbitwalletの詳細や使い方は下記の記事にまとめています。
超短期のスキャルピング取引は禁止
XLNTradeは、エントリーから120秒以内の決済、いわゆる超短期のスキャルピングトレードを禁止しています。これは恐らくですが、XLNTradeがDD方式を採用していることが理由と考えられますね。注文をカバー先銀行・インターバンクに直接流すNDD方式と異なり、取引の仲介をおこなうDD方式では、超短期売買のスキャルピング取引をされてしまうと、ディーリングデスクが注文を処理できなくなってしまうためです。
そのため、トレードスタイルが2分以内のスキャルピングがメインという人は、XLNTradeの利用はおすすめできませので注意してください。ただ、代わりにスプレッドは固定されており、そういう意味では損益の予想も立てやすいため、固定スプレッドで取引したい・マイナー通貨をよく取引する、という人にはおすすめです。
FXのDD方式とNDD方式の違いについては下記の記事で詳しく解説しています。
運営実績はまだ乏しい
XLNTradeは2018年末から日本人向けサービスを開始した、まだまだ新興のブローカーです。そのため、運営実績が少ないという点はデメリットの1つと言えますね。とはいえ、XLNTradeはセントビンセント・グレナディーン金融庁のライセンス(FSA)を取得しています。セントビンセント・グレナディーンはカリブ海に浮かぶ小さな島で、マイナーライセンスではありますが審査などを受けた上でのライセンスですので、一定の信頼はあると考えてよいでしょう。
また、日本の金融庁は主要外国規制当局に対し、ライセンスを保有している海外FX業者が日本で営業しないように連絡をしているため、XMやTitanFXなどの大手海外FX業者も、日本管轄の法人は実はマイナーライセンスになっています。そのため、マイナーライセンスだからといってXLNTradeの安全性・信頼性に問題があるというわけではありません。実際にXLNTradeの親会社である“K-DNA Financial Services LTD”は、信頼性の高いキプロスライセンスを取得していますね。海外FXの安全性・信頼性については、親会社やサービス内容などを見て総合的に判断することが大切です。
海外FXの安全性・信頼性については下記の記事にまとめています。
XLNTradeと相性の良いトレーダー
海外FX初心者で試しに取引をしてみたい人
最初に説明した通り、XLNTradeの最大の魅力は、損失補償サービスと海外FX業者の中でも特に豪華なボーナスです。10万円までは業界最高の125%ボーナスを受け取れ、さらに最初の5回の取引については損失分をすべてXLNTrade負担。ここまでのボーナスはなかなか他の業者にはありませんね。
さらに口座への最低入金額も1万円と比較的少額。これはまさに、海外FXの利用が初めてという人と非常に相性が良く、ぜひおすすめしたい業者であると言えます。
積極的なハイレバトレードをしたい人
XLNTradeのロスカット水準は、業界屈指の証拠金維持率0%。つまり含み損=有効証拠金となるまではポジションを保有し続けられます。これはつまり、トレードの自由度が高く、海外FXの魅力であるハイレバレッジトレードを存分に楽しむことができることを意味しますね。もしポジションに対して逆行してしまっても、大逆転のチャンスがあり、一発逆転を狙うことも可能です。
前述の通り、最初の5回/レバレッジ最大20倍という条件はあるものの、損失補償サービスを使えば積極的なチャレンジトレードもできますね。
スイングトレーダーにおすすめ
XLNTradeは、スプレッドが他の海外FX業者よりも全体的に広く、何回もエントリーや決済をする人には不向きと言えます。また、超短期のスキャルピングは規約で禁止されているため、スキャルピングトレーダーは他の海外FX業者を使うべきでしょう。
そこで、XLNTradeを使う場合のおすすめトレードスタイルと言えるのは、4時間足や日足などでトレードするスイングトレード。FX以外にも多数の金融商品を同じ画面に表示できるので、エントリーポイントが見極めやすくなります。
まとめ
ここまでXLNTradeの特長やデメリットなどについて解説をしてきました。
・豪華な125%入金ボーナス(※Profit口座のみ。MT4口座は100%)
・豊富な金融商品のラインナップ
・使いやすい取引プラットフォーム“Profit”提供
・業界唯一の損失補償サービス
・驚異のロスカット水準、証拠金維持率0%
など様々な特長がありますね。超短期スキャルピングができなかったり、DD業者の可能性があるという弱点もありますが、海外FX業者の中でも他に類を見ない豪華なボーナスと損失補償サービス、ロスカット水準が証拠金維持率0%であることは取引を有利にするに違いありません。
FX初心者の人はもちろん、XLNTradeのメリットに魅力を感じる・トレードスタイル的に相性が良いというトレーダーは、ぜひXLNTradeを利用してみてください。
コメント