「業界最高水準の低スプレッド」と総合的に高スペックな取引環境の実現で、特にスキャルピングトレーダーから絶大な人気を誇る海外FX業者TitanFX(タイタンFX)。そんなTitanFXですが、海外FX業者であることに加え、口座タイプも2種類あることから、初めて口座開設をする場合はどうすればいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。それぞれの口座には取引手数料や仕組みなどに特徴があるため、事前に各口座について理解をする必要がありますね。
そこで今回は、「TitanFX」の口座開設手順について徹底解説。それぞれの取引口座についての概要と合わせて、画像付きで口座開設の進め方を詳しく説明していきたいと思います。ぜひ、「TitanFX」の口座開設を検討している人は、最後までご覧ください。
低スプレッドとハイスペックな取引環境が魅力的なTitanFXの評判やメリット・デメリットは下記の記事で詳しく解説しています。
TitanFXの口座タイプについて
スタンダード口座とブレード口座の違い
TitanFXには、「STANDARD(スタンダード)口座」と「BLADE(ブレード)口座」という2種類の口座があります。取引を行う上で、「とにかく取引コストを抑えたい」「レバレッジが高い口座が良い」など、取引を行う人によって何を重要視するのかが変わってきますよね。そのため、それぞれの口座の特徴を理解して、自分の取引スタイルに合う口座を選ぶことが非常に重要です。
まずは、簡単に「スタンダード口座」と「ブレード口座」の特徴を下記の表にまとめました。
口座タイプ | STANDARD(スタンダード)口座 | BLADE(ブレード)口座 |
口座の方式 | STP方式 | ECN方式 |
最小ロット | 0.01(1,000通貨) | 0.01(1,000通貨) |
最大ロット | 100(1,000万通貨) | 100(1,000万通貨) |
レバレッジ | 1倍~500倍 | 1倍~500倍 |
スプレッド | 標準的 | 狭い |
手数料(1lotあたり) | 無し | 往復7ドル(0.7pips相当) |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカット水準 | 90%以下 | 90%以下 |
プラットフォーム | MT4 | MT4 |
最低入金額 | 200ドル | 200ドル |
FX通貨ペア | 58種類 | 58種類 |
株式指数CFD | 9種類 | 9種類 |
貴金属CFD | 4種類 | 4種類 |
エネルギー(原油)CFD | 2種類 | 2種類 |
上記の表を確認すると、「スタンダード口座」と「ブレード口座」の違いは、「口座方式」「スプレッドの大きさ」「取引手数料」の3項目であることがわかります。レバレッジの大きさや最小ロット、最低入金額などに違いはありません。
ブレード口座はスタンダード口座よりもスプレッドが狭い
TitanFXのブレード口座は、スタンダード口座よりもスプレッドが狭くなっています。平均的に1pipsほどの違いがありますね。下記に主要取引通貨ペアの平均スプレッドをまとめてみました。
取引通貨ペア | STANDARD(スタンダード)口座 | BLADE(ブレード)口座 |
EUR/USD | 1.2pips | 0.2pips |
USD/JPY | 1.33pips | 0.33pips |
GBP/USD | 1.57pips | 0.57pips |
AUD/USD | 1.52pips | 0.52pips |
AUD/CAD | 2.51pips | 1.51pips |
EUR/GBP | 1.53pips | 0.53pips |
AUD/JPY | 2.12pips | 1.12pips |
EUR/JPY | 1.74pips | 0.74pips |
GBP/JPY | 2.45pips | 1.45pips |
これはTitanFXのブレード口座が、ECN方式を採用しているためですね。ECN方式(Electronic Communications Network)とは、インターネット上にある取引市場に直接注文を入れ、個人投資家や金融機関などを含めた世界中の売買注文から自分が注文した価格に近いものが自動的にマッチされる仕組みです。このため、取引対象者が多くなればなるほど価格差が小さくなる特徴があり、最も取引コストを小さく抑えることができる口座タイプになります。
一方、スタンダード口座は、STP方式を採用しています。STP方式(Straight Through Processing)とは、カバー先銀行から仕入れたレートに、業者側が手数料であるスプレッドを上乗せして口座使用者に提供する方式ですね。そのためブレード口座を採用しているECN方式と違い、スプレッドが広くなるという特徴があります。
ブレード口座のみ取引手数料がかかる
TitanFXのブレード口座は、スプレッドが狭い分、固定の取引コストがかかるという特徴があります。手数料は1ロットあたり往復で7ドル、pips換算で0.7pipsですね。これは海外FX業者の中でもトップクラスに安い水準と言えます。
それに対して、スタンダード口座では取引手数料は一切かかりません。これは上記のスプレッドの違いの部分で説明したECN口座とSTP口座の違いによるものです。STP口座はスプレッドに業者の利益が上乗せされているため手数料は無料となり、ECN口座はスプレッドが取引市場そのままの値のため業者側の利益として手数料が発生するという仕組みですね。
海外FX業者はTitanFXと同じように、名称は異なるものの、STP口座とECN口座を用意していることがほとんどです。そしてECN口座にはボーナスが存在しなかったり、レバレッジが低かったりと、STP口座よりも制限があることも多いですね。自分の利用目的や取引スタイルに合わせて最適な口座を選ぶようにしましょう。
TitanFXの口座開設方法
それでは早速TitanFXの口座開設方法を詳しく解説していきたいと思います。
ユーザー登録
まずは、こちらのTitanFXの口座開設フォームか、もしくは公式サイト(https://jp.titanfx.com/)より「ライブ口座開設」をクリックします。するとユーザー登録の画面になるため、情報を入力しましょう。
個人取引口座か法人取引口座を選択し、メールアドレスとパスワードを入力。パスワードは最低でも7文字以上、そのうち大文字/小文字/数字をそれぞれ1文字ずつ使う必要がありますので、その点注意しましょう。パスワード入力欄の下にある4つの確認項目が、下記のように全てグリーンのチェックになっていれば大丈夫です。
入力が完了すれば「さあ、始めましょう」のボタンをクリックします。
取引口座の選択
次は取引口座の選択です。
プラットフォーム、口座タイプ、最大レバレッジ、ベース通貨を選択しましょう。口座タイプは冒頭に解説したスタンダードかブレードから選択できます。トレードスタイルに合わせて選びましょう。
レバレッジは1倍から500倍まで8段階で選べますので、好みのレバレッジを選択して下さい。個人的にはやはり海外FXを利用する以上、ハイレバレッジは最大のメリットであると思いますので500倍がおすすめです。
基本通貨はJPY・USD・SGD・AUD・EURから選べますが日本人トレーダーであればJPYで問題ありません。
選択が終われば、金融サービスガイド、金融商品 開示文書、取引規約を確認の上、チェックボックスにチェックし、「次へ」をクリックします。
個人情報の入力
最後は個人情報の入力ですね。姓名、生年月日や、現住所、電話番号を入力します。
姓名については、入力は英米式ですので、最初に名前、次に姓という順番での入力ですね。
- 名前:(例)Taro
- 姓:(例)Yamada
生年月日は日/月/年の順で入力しましょう。TitanFXをどこで知ったかという内容は必須項目ではありませんので、入力しなくても大丈夫です。
国と電話番号はデフォルトでJapan/日本が入力されていると思いますので、電話番号の部分は普通に電話番号を入力します。
- (例) 080-1234-5678
次に住所の入力ですが、こちらもアルファベットで入力を行います。順番は日本語の住所入力とは逆で、市町村以降の番地などから入力します。
- 都道府県:(例)Tokyo
- 市区町村:(例)Tokyo-ku
- それ以降の住所(丁目、番地、部屋番号):(例)1-2-3,Akasaka
- 郵便番号:(例)1113333
住所の英語表記がわからない人はこちらのページで変換することも可能です。
全ての項目を入力したら「取引口座を開設する」をクリック。下記の画像とメッセージが表示されれば口座開設の申し込みは完了です。
メール認証とログイン
口座開設申し込みが完了すれば、登録したメールアドレスに「【重要】口座開設の最終ステップ:E メール確認ボタンを押してください」という件名の下記のような確認メールが届きます。
メール本文にある「確認」ボタンををクリックしてメールアドレスの認証を完了して下さい。認証が完了すれば記のような画面が表示されます。
「クライアントキャビネット」のボタンを押し、会員ページへ進みましょう。
クライアントキャビネットでは、先ほど登録したメールアドレス/パスワードを入力してログインします。無事にログインできれば、下記のような画面になり、これで口座開設は完了です。
メールボックスに下記のような「MT4(MT5)口座ログイン情報」のメールが届いていると思いますので、確認しましょう。
MT4にログインするための口座番号(ログインID)/パスワード/サーバー情報という重要情報が記載されていますので、こちらは削除しないように注意してください。
本人確認書類の提出
TitanFXでは、2018年11月20日よりセキュリティ強化のため、入金前に本人確認証明書類の認証手続き(KYC)が必要になりました。ボーナスがないTitanFXでは入金ができなければ取引をすることもできませんので、口座開設完了後にまずは本人確認書類を提出するようにしましょう。
用意する必要書類
本人確認として必要な書類は、身分証と現住所証明書類1点ずつとなります。それぞれ使用できる証明書は以下のようになっています。
◾︎身分証明書(1点):
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
◾︎現在所証明書類(1点):
- 住民票
- 公共料金明細書
- 銀行取引明細書
- クレジットカード利用明細書
※いずれも3ヵ月以内に発行されたものに限ります
本人確認(KYC)
上記の証明書類が用意できれば、早速本人確認の手続きをおこなっていきましょう。クライアントキャビネットにログインして「ご本人様確認を開始する」をクリックします。
①セキュリティ情報と設定
まず、初めに「セキュリティ情報と設定」を入力していきます。
秘密の質問は万が一ログイン情報を紛失した際に使用します。自分が覚えやすい質問を選択し、それに対しての答えを入力するようにしましょう。
雇用業種や雇用形態は最適な物を選択してください。TitanFXへの投資額や投資期間については、あくまでも目安のため、特に深く考えずに入力して大丈夫です。
②身分証明書の認証
次は身分証明書の提出ですね。パスポート/運転免許証/マイナンバーカードの中から提出する書類を1点選びます。
次へをクリックすると撮影になりますので、カメラの前でまずは書類を撮影、次に顔を撮影します。問題なければ下記のような画面になり、身分証明書の自動認証が完了です。
もし自動認証でエラーになる場合は、IDセルフィー(顔と顔写真付き身分証明書表面が同時に写っている画像)をアップロードすることでも、認証を受けることができます。
③現住所証明書類の提出
身分証明書の自動認証が完了したら、次は「現住所証明書類」をアップロードしていきます。
3ヵ月以内に発行された住民票/公共料金明細書/銀行取引明細書/クレジットカード利用明細書の中から1点選び、ファイルをアップロードしてください。現在所証明書類のアップロードが完了すれば、本人確認は完了です。
※本人確認承認まで、1営業日かかることがあります。
TitanFXへの入金について
本人確認が完了すれば、次はいよいよ取引を行うための資金の入金が必要になりますね。2019年7月時点では、TitanFXの入金方法が4つありますが、ここでは、主要な入金手段であるクレジットカード・デビットカード入金と、bitwallet(ビットウォレット)入金について簡単に説明しておきたいと思います。
クレジットカード・デビットカード入金
海外FXに限らず、金融取引を行う上ではクレジットカード・デビットカードを利用した入金はメジャーですよね。24時間リアルタイムで入金が可能で、手数料が無料となっています。
TitanFXの場合は利用可能なカードがVisaカード/Visaデビットカード/Masterカードとなっていますので、注意してください。またクレジットカードを利用する場合、登録手続きが必要になります。本人確認と同じように、自動認証かセルフィーによる認証が必要になりますので、この点も合わせて注意しましょう。
bitwallet入金
TitanFXへの入金にはbitwalletの利用がおすすめです。bitwalletは、オンラインウォレットと呼ばれる、インターネット上のお財布ですね。こちらも24時間リアルタイムで入金が可能で手数料は無料となっています。法定通貨だけではなく、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨での入金も可能になっています。
bitwalletは海外FXを利用する上では、まさに必須と言えるサービス。国内銀行と海外FX業者間の入出金が非常に楽になる上、FX業者間の資金移動などにも便利に利用できます。対応業者も多いため、ぜひ利用できるようにしておきましょう。
海外FXを利用する場合の必須サービスであるbitwalletについては、下記の記事で詳しく解説しています。
その他の入金方法
他には、NETELLER(24時間リアルタイム入金)とSKRILL(24時間リアルタイム入金)による入金にも対応していますが、日本ではこれらのサービスを利用することはできません。
過去には国内銀行送金による入金も可能でしたが、こちらも現在は利用できないため、実質クレジットカードかbitwalletの2沢となっています。
追加口座開設について
最後に、TitanFXの追加口座開設についても紹介しておきたいと思います。
TitanFXでは、一人6口座まで追加口座を開設することが可能です。追加口座の開設手順をまとめると下記のようになります。
- クライアントキャビネットにログイン
- 左側のメニューより、「追加口座の開設」をクリック
- 希望の口座の詳細情報を選択
- 口座開設ボタンをクリック
以上で追加口座開設は完了です。口座に関わる情報を入力するのみで、個人情報の再入力などは必要ないため、非常に簡単ですね。最後に登録メールアドレスにアカウント情報が送付されますので、そちらを確認するようにしましょう。
まとめ
トレーダーとしてキャリアを進めていく上で、FX業者の選択はトレードのパフォーマンスを左右するほど大切です。その点、TitanFXはメイン口座として十分に使えるスペックであり、特にそのスプレッドの低さは魅力的ですね。特にスキャルピングトレーダーにおすすめしたい海外FX業者のひとつです。
口座開設も海外FX業者としては簡単に行えますし、日本語サポートも万全。当サイトのアンケート調査結果などを含めて多角的に分析した海外FX業者総合ランキングにおいても、ベスト5に入る高評価を得ているブローカーですので、気になる人は本記事を参考にぜひ口座開設をして、その高水準な取引環境を利用してみてください。
海外FXでスキャルピングをする際に重視すべきポイントやおすすめ業者は下記に詳しくまとめています。
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