国内で圧倒的な知名度と人気を誇り、その利用者数の多さからも海外FX業者の代名詞とも言えるXM(エックスエム)。サービス開始から10年以上になる中堅ブローカーであり、取引環境の安定性や数多くの受賞歴などから、海外の評価も高いですね。海外FXに挑戦するならXMから始めてみようと考えている人をはじめ・すでに利用しているトレーダーも多いのではないでしょうか。
しかし海外FXということで、口座開設する前にどうやったら口座に入金できるのか、ということは知っておきたい情報ですよね。XMでは、国内銀行送金、クレジットカード、オンラインウォレットなど、さまざまな入金方法が用意されていますが、種類がいくつかあり、また良く変更されることもあるため、慣れていない人には分かりにくいかもしれません。
そこで本記事では、2020年最新のXMへの詳しい入金方法や、知っておきたいルール、さらに具体的な入金の手順を、画像付きで分かりやすく説明したいと思います。
XMの評判や特徴、メリット・デメリットなどについては下記の記事に詳しくまとめています。口座開設や入金の前にXMの特徴を知りたいという人は参考にしてください。
XMの出金方法や出金ルール、手数料や反映時間は下記にまとめています。
XMの入金方法
XMの入金方法の特徴は、日本人でも使いやすい方法を複数用意していることにあります。まずはXMの入金方法一覧、そしてそれぞれの入金方法の特徴を、順番に見ていきたいと思います。
入金方法一覧
まずは、XMで取り扱っている入金方法と、それぞれの方法の手数料や口座への反映スピードなどを、下記の一覧表で確認しましょう。
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 口座への反映 |
国内銀行送金 | 1万円 (1万円未満の入金の場合、1,500円の手数料がかかる) | 無料 (1万円以上入金の場合) | 1〜2営業日 |
VISA (クレジットカード/デビットカード) | 500円 | 無料 | 即時〜数分以内 |
JCB (クレジットカード/デビットカード) | 1万円 | 無料 | 即時〜数分以内 |
bitwallet | 500円 | 無料 | 即時〜数分以内 |
STICPAY | 500円 | 無料 | 即時〜数分以内 |
BXONE Wallet | 500円 | 無料 | 即時〜数分以内 |
最もメジャーな銀行送金や手軽なクレジットカード(VISA/JCB)、海外FX利用者にはおなじみのbitwalletなど、基本的な入金手段は網羅していますね。他にもSTICPAYやBXONEといった、比較的マイナーな入金方法にも対応しています。
入金方法の特徴とおすすめの入金方法
続いて、それぞれの入金方法の特徴を見ていきましょう。2020年2月現在、XMでは前述の通り6種類の入金方法がありますが、メリットや特徴は少しずつ異なるため、それぞれおすすめの順番に解説したいと思います。
国内銀行送金
まずXMへの入金方法として最もおすすめなのが、国内銀行送金ですね。カードやオンラインウォレット口座を持っていなくても利用できるということで、どんな人にもおすすめできる最もシンプルな入金方法と言えるでしょう。自身の国内銀行口座からXMの国内口座(決済代行業者の口座)へ振り込むことで、取引口座へ入金することができます。
最低入金額の決まりはありませんが、1万円未満の入金の場合は1,500円の入金手数料がかかるため、1万円以上の入金となるように振り込むことが望ましいですね。ただし、1万円以上の入金の場合でも、送金手数料そのものはユーザー負担です。1万円ピッタリで送金すると、9,000円台での着金となり入金手数料が課せられることもありますので、その点は注意しましょう。最大では、1,000万円までの入金が可能です。
海外FXにおける国内銀行送金のメリットや対応業者は下記に詳しくまとめています。
VISA(クレジットカード/デビットカード)
次におすすめなのが、VISAカード(クレジット/デビット)による入金ですね。こちらはオンラインでカード決済を行うだけのため、最も手軽かつ簡単な入金方法と言えます。手数料無料で即時入金ができる点も大きなメリットですね。
日本国内で発行されたカードでも、比較的問題なく使うことができるようです。
JCB(クレジットカード/デビットカード)
XMではJCBカード(クレジット/デビット)による入金も可能です。こちらもVISAカード同様に、手数料無料で即時口座反映できる入金方法ですね。
ただしJCBカードの場合は、最低入金額が1万円となっている点には注意しましょう。また後述しますが、JCBカードで入金した場合は、同カードへの出金(返金)ができず、出金は他の方法を選択する必要があります。
bitwallet
XMでは、入出金方法として3つのオンラインウォレット口座に対応しています。オンラインウォレットは最初に口座を開設し入金するという手間は発生するものの、海外FX口座への入金は手数料無料で即時行うことができるため、入出金の小回りが利くという点が魅力的ですね。
そしてその中で、海外FXユーザーに最も人気が高いのがbitwalletです。各種オンラインウォレットにおける入出金方法での手数料の違いを簡単にまとめると、以下の表のようになります。
bitwallet | STICPAY | BXONE Wallet | ||
入金手数料 (送金手数料自体はユーザー負担) | カード入金 | 8%〜8.5% | 入金額の3.85% | 無料 |
国内銀行送金 | 無料 | 入金額の2% | 無料 | |
出金手数料 (日本円を日本国内口座あてに出金する場合) | 824円 | 800円+出金額の1.5% | 出金額の1%、または2,000円の手数料のうち大きい額 |
bitwalletは対応しているブローカーが多く、総合的な入出金手数料も他のサービスと比べて安いため、XMへの入金においても、国内銀行送金、カード入金についでおすすめの方法と言えるでしょう。銀行送金やクレジットカードの場合とは異なり、異なる海外FX業者間での資金移動も即時におこなえる点も大きなメリットですね。
ただbitwalletそのものは非常に便利なサービスで、海外FXを利用する上では最もおすすめできる入出金手段ではあるのですが、XMの場合は後述する「銀行送金以外の入出金手段については、入金した金額までしか出金できない」というルールがあるため、利益分をbitwalletには出金できません。それを考えるとXMでbitwalletを使って入金するメリットは、他の海外FX業者と比較すると少ないと言えるでしょう。
海外FXを利用する上で非常に便利なbitwalletの特徴・使い方は下記に詳しくまとめています。
STICPAY
STICPAYもbitwallet同様、オンラインウォレットの1種ですね。STICPAYの特徴としては、bitwalletでは対応していない仮想通貨を取り扱っていることが挙げられるでしょう。XMでは仮想通貨での入金は扱っていませんが、STICPAYで仮想通貨を法定通貨に両替し、その上でXMに入金すると言う使い方ができます。
ただし上述の表のように、国内銀行送金による入金に対して手数料が発生したり、出金額に応じて出金手数料が加算されたりと、入出金手数料は総じて高め。対応している海外FX業者は比較的多いものの、どうしても仮想通貨での入金をしたいという人でなければあまり利用するメリットはないかもしれません。
STICPAYの特徴や手数料、他の入出金方法と比較したメリット・デメリット、対応海外FX業者などは下記でさらに詳しく解説しています。
BXONE Wallet
BXONE Walletは、近年取り扱いが開始された新しい入金方法。最大のおすすめポイントは、特別ボーナスが用意されていることでしょう。500ドルを上限として、入金額に対して10%のボーナスが付与されるキャンペーンが実施されており、他の入金ボーナスとも併用して受け取ることが可能です。
ただし出金手数料が最低でも2,000円発生するため、出金までの資金の流れを考えると、あまりメリットがあるとは言えませんね。仮想通貨には対応しているものの、対応している海外FX業者がまだ少ないことや、公式サイトがほぼ英語で分かりにくいことなど、デメリットが目立ちます。
どうしても10%入金ボーナスが欲しいということであれば利用価値はありますが、現時点ではあまりおすすめできない入金方法と言えるでしょう。
XMの入金ルール
XMの入金に関しては把握しておくべきルールや注意すべき点も存在します。ここからはそれらのルールを説明していきたいと思います。
有効化を終えた口座にのみ入金できる
XMでは口座をただ開設しただけでは、まだ入金や取引を開始することができません。本人確認書類や住所確認書類をアップロードし、口座を有効化する必要があります。有効化をしていない口座では、入出金や取引をすることはもちろん、口座開設ボーナスも受け取ることはできませんので、XMで口座開設したらまず口座の有効化を行うようにしましょう。
XMの口座開設の詳しい手順や有効化の方法は下記に詳しくまとめています。
XM登録名義と同名義のカード/口座でのみ入金が可能
入金に使用できる銀行口座、カード、オンラインウォレット口座は、XMの登録名義と同名義のものでなければいけません。たとえ家族であっても、登録者本人以外の口座やカードからの入金はできないため、注意してください。
国内銀行送金での注意点
国内銀行送金で入金をする場合は、以下の2点に注意しましょう。
- 口座への初回入金の場合は、XMの会員ページの入金方法一覧から「Local Bank Transfer」のページを一度は開く必要がある
- 振込人名義は、すべて英語のアルファベットで書き、名義の隣にMT4/MT5口座番号を必ず追記する
1つ目の注意点は少しわかりにくいかもしれませんが、もしXMの振込先口座を知っていたとしても、一度は会員ページから入金ページを開いて確認する必要がある、ということです。口座の追加開設を行なった場合も、新しい口座への銀行送金の際は、同じ手順を踏む必要があります。
2つ目の注意点は、振込人名義には必ず口座番号も添える必要がある、ということですね。例としては、以下のような形になります。
口座番号の追記を忘れた場合は、口座への入金に通常よりも時間がかかる恐れがありますので、記入漏れがないかしっかり確認しましょう。
方法によっては土日の入金も可能
銀行送金を除き、カードやオンラインウォレット類での入金は、土日も行うことができます。基本的に土日はマーケットは閉場しておりチャートも動いていませんが、翌週すぐに取引を開始したいという時に便利ですね。
入金する前に把握しておくべき出金の予備知識
本記事では主に入金に関する情報をまとめていますが、入金する際には出金に関する情報もある程度把握しておく必要があります。それは重要な原則として、XMでは入金した方法に入金した金額までしか出金できない(出金する必要がある)、というルールがあるためですね。
例えばbitwalletで1万円を入金し、トレードで1万円の利益を出して残高合計が2万円になったとします。その場合にbitwalletに出金できるのは入金額の1万円まで。入金額を超える利益分は、すべて銀行送金での出金になります。つまりどのような入金手段を選択したとしても、利益分については銀行送金以外の方法では出金できません。
ただ例外として、JCBカードでは入金に使用したカードへの出金(返金)ができなくなっており、入金額も含めて銀行送金を利用した出金となります。このように出金に関する制限がある以上、入金に関しては最もシンプルな国内銀行送金が最適と言えますね。
口座への入金方法
ここからは、実際にXMの取引口座へ入金する方法を、それぞれの入金方法別に画像付きで詳しく説明していきたいと思います。
XMの入金ページの開き方
まずは入金ページの開き方からですね。最初に、XM公式サイトから会員ページへログインしましょう。
リアル口座のMT4/MT5口座番号とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックしてホーム画面に行きます。
ここで上部のメニューの「入金」、またはホーム画面の中の「資金を入金する」をクリックして、入金方法一覧のページへ移動しましょう。
XMの取引口座への入金は、銀行送金を除いて、会員ページ内のこちらの入金画面から行うことになります。
国内銀行送金
国内銀行送金で入金する場合は、入金方法一覧の中にある「Local Bank Transfer」の「入金」を選択します。入金画面は、以下のようになっていますね。
注意書きの下に、XMの国内口座(決済代行会社の口座)の振込先情報が書かれています。銀行送金のみ、XMの会員ページからは入金手続きができません。注意書きにもあるように振込人名義欄は氏名(XM登録名義)+口座番号になるようにして、普段ご利用のインターネットバンキングや、ATM、銀行窓口から送金手続きを行いましょう。
振込手続き後は、「入金しました」のような連絡は基本的には不要です。XMで確認され次第、自動的に口座へ反映されます。
VISA(クレジットカード/デビットカード)
VISAカードで入金する場合は、入金方法一覧の中にある「VISA Credit/Debit Cards」の「入金」を選択しましょう。
ここで注意事項を確認し入金額を入力、「入金」をクリックすると、入金する口座IDと入金額の確認になります。
「確定」をクリックすると、カード情報の入力画面へ移動しますので、利用するカード情報を入力し、入金手続きを完了させましょう。
JCB(クレジットカード/デビットカード)
JCBカードで入金する場合は、入金方法一覧の中にある「JCB Credit/Debit Cards」の「入金」を選択します。
VISAと同じく注意事項を確認し、入金額を入力、「入金」をクリックします。ここもVISAカードと同様に、カード情報の入力画面へ進み、入金手続きを進める流れになります。
bitwallet
bitwalletで入金する場合は、クイック入金方法一覧の中にある「bitwallet」の「入金」を選択します。
注意事項を確認し、Bitwallet口座(メールアドレス)と入金額を入力、「入金」をクリックすれば、入金する口座IDと入金額、そしてbitwallet口座の確認になります。
ここで「確定」をクリックすると、bitwallet口座のログイン画面へ移動します。
bitwallet口座のメールアドレスとパスワードを入力し、「私はロボットではありません」にチェックを入れてログインし、入金手続きを完了させましょう。
STICPAY
STICPAYで入金する場合は、入金方法一覧の中にある「SticPay」の「入金」を選択します。
注意事項を確認し、入金額を入力、「入金」をクリックします。STICPAYもbitwalletと同様に、この後STICPAY口座へのログイン画面へ進み、画面の指示に従って入金手続きを進める流れになります。
BXONE Wallet
BXONE Walletで入金する場合は、入金方法一覧の中にある「BXONE Wallet」の「入金」を選択します。
注意事項と入金ボーナスの案内を確認し、BXONE口座IDと入金額を入力。「入金」をクリックすればbitwalletなどと同様に、この後BXONE Walletの口座画面へと進み、画面の指示に従って入金手続きを完了させる流れになります。
まとめ
XMでは入金に関するいくつかのルールがありますが、入金そのものは非常に簡単に行えます。海外FX業者としては入金手段が多く用意されており、使いやすい印象ですね。
出金のことを考えれば国内銀行送金を利用するのがシンプルでおすすめですが、他の海外FX業者との資金移動が多い場合はオンラインウォレットを使うのが便利ですし、手軽さで言えばクレジットカードを利用した方が良いでしょう。どちらにしてもほとんどの場合で入金手数料は無料ですので、自身に最適な方法で入金するようにしてください。
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