高いレバレッジや高額ボーナスなどはもちろん、運営実績や信頼性の高さによって名実共にナンバーワンと言える海外FX業者XM。実際に当サイトの海外FX業者総合ランキングでも、長年に渡り堂々の1位に君臨し続けており、入門者から上級者まで幅広いユーザーから支持されていることがうかがえますね。
そんなXMですが、高いボラティリティにより人気のゴールドも、最大1000倍のレバレッジ、そしてボーナスを利用して取引が可能となっています。こうした条件により、XMではより少ない証拠金からFXと同じようにゴールド取引を始めることができ、上手くトレードできれば非常に稼ぎやすいと言えるでしょう。
そこで本記事では、XMのゴールド取引について、メリットや注意点などを詳しく解説。必要証拠金や1pipsで発生する損益など、取引条件も分かりやすく説明していますので、XMでのゴールド取引に興味のある人はぜひチェックしてみてください。
XMでゴールドを取引するメリット
まず最初に、XMでゴールドを取引するメリットを、以下4つの項目から確認しましょう。
- 最大レバレッジが1000倍と高い
- ボーナスを利用して取引可能
- マイクロ口座を使えば、初心者でも取り組みやすい
- ストップレベルが0pips
最大レバレッジが1000倍と高い
XMと言えば最大888倍のレバレッジがトレードマークでしたが、2022年6月からは最大1000倍へと変更されています(XM Zero口座は従来通り最大500倍)。
この最大1000倍というレバレッジはすべての銘柄の取引に適用されるわけではありませんが、FX通貨ペアとゴールドが対象となっており、そのためXMでは、ゴールド取引でも最大1000倍という非常に高いレバレッジを利用できることになりますね。
最大レバレッジが高いことにより、より少ない証拠金でも取引を始められたり、証拠金に対して大きめのロットで資金効率を高めた取引ができるなどのメリットがあります。
ボーナスを利用して取引可能
XMにはボーナスキャンペーンとして、3,000円の口座開設ボーナスと、スタンダード口座やマイクロ口座で使える100%+20%入金ボーナスが存在します。ゴールド取引でもこうしたボーナスが利用できる点は大きなメリットであり、最大レバレッジの高さと相まって、少ない証拠金からでも取引を始めることができますね。
さらにスタンダード口座とマイクロ口座では、ゴールド取引もロイヤルティプログラムの対象となっています。FX取引と同じようにXMポイントを貯めて、取引コストの還元が受けられる点も魅力と言えるでしょう。
マイクロ口座を使えば、初心者でも取り組みやすい
XMでは、より小さい規模で取引可能なマイクロ口座を提供しています。
例えばFXの場合、スタンダード口座やXM Zero口座では「1ロット=10万通貨」のサイズですが、マイクロ口座では「1ロット=1,000通貨」となっており、1/100のサイズで取引ができますね。
ゴールド取引においても、スタンダード口座などでは「1ロット=100オンス」ですが、マイクロ口座では「1ロット=1オンス」から取引が可能です。ボラティリティの高いゴールドですが、少量から取引を試すことができ、利用しやすいと言えるでしょう。
ちなみに、マイクロ口座による少量取引に対応している銘柄は、FX通貨ペアと、ゴールド、シルバーに限られます。XMが扱うすべての銘柄で少量取引ができる訳ではないため、その点は注意しましょう。
マイクロ口座を含めたXMの各口座の仕様は下記で詳しく解説しています。
ストップレベルが0pips
XMではすべての銘柄でストップレベルは0pipsとなっており、もちろんゴールドも例外ではありません。
ストップレベルとは、指値や逆指値注文をする際に、現在のレートから離さなければいけない値幅のことですね。ストップレベルが0pipsということは、基本的に現在のレートにかかわらずどこにでも指値・逆指値注文を入れられることになります。
成行以外の注文も使うトレーダーにとっては、取引しやすい仕様でしょう。
XMのゴールド取引条件
ここからは、XMでのゴールドの取引条件を解説していきたいと思います。FX通貨ペアの取引条件と似ているところ、または異なるところがあるため、しっかりと確認しておきましょう。
XMでのゴールドのシンボル
海外FXでは一般的にゴールド取引のシンボルは「XAUUSD」とされていることが多いですが、XMでのゴールドのシンボルは、基本的に「GOLD」となっています。
またゴールドのシンボルは口座タイプでも異なり、以下のようになります。
ゴールドのシンボル | |
スタンダード口座 | GOLD |
マイクロ口座 | GOLDmicro |
XM Zero口座 | GOLD. |
口座タイプに合ったシンボルでチャートを表示しないと取引ができないため、気をつけましょう。
平均スプレッド
XMのゴールドのスプレッドは、以下のように口座タイプによって異なります。
ゴールドの平均スプレッド | |
スタンダード口座 | 3.4pips |
マイクロ口座 | 3.4pips |
XM Zero口座 | 1.9pips(2.9pips)※ |
※カッコ内は取引手数料を含む合計スプレッド
スタンダード口座とマイクロ口座のスプレッドは同じで、XM Zero口座では、取引手数料として発生する1ロットの往復取引10ドル(1pips相当)を加味しても他の口座タイプよりもやや狭い形になります。
ただこのXMのゴールドのスプレッドは、海外FX業者全体で見れば平均的であり、特別に狭い訳ではありません。
ゴールドの平均スプレッドが狭い海外FX業者や口座タイプとしては、以下のようなものがありますので参考にしてみてください。
口座タイプ | ゴールドの平均スプレッド | |
Exness | プロ口座 | 1.3pips(取引手数料なし) |
Exness | ロースプレッド口座 | 1.3pips(取引手数料含む) |
HotForex | ゼロスプレッド口座 | 1.7pips(取引手数料含む) |
TitanFX | スタンダード口座 | 2.4pipss(取引手数料なし) |
TitanFX | ブレード口座 | 2.4pipss(取引手数料含む) |
スワップポイント
XMのゴールドのスワップレートは、2022年9月1日のもので以下のようになっています。
1ロット取引した場合の1日分の日本円換算スワップポイント
ロング | ショート |
-2,070円 | 1,339円 |
ちなみに、同じ日の主要3通貨ペアで、1ロット取引した場合の1日分のXMの日本円換算スワップポイントは以下のようになります。
ロング | ショート | |
EURUSD | -1,379円 | 489円 |
USDJPY | 575円 | -1,365円 |
GBPUSD | -786円 | -257円 |
主要な通貨ペアと比べてややマイナスが大きい、と言えそうですね。
ちなみにゴールドの取引でもFXと同じように、水曜日のスワップポイントは3倍になります。
取引時間
XMでのゴールドの取引時間は、以下のようになっています。
サーバー時間 | 日本時間 | |
月曜日から木曜日 | 1:05〜23:55 | 8:05〜翌朝6:55(夏時間は7:05〜翌朝5:55) |
金曜日 | 1:05〜23:50 | 8:05〜翌朝6:50(夏時間は7:05〜翌朝5:50) |
土曜日、日曜日 | 取引不可 | 取引不可 |
FXと同じく、月曜日〜金曜日まで取引できますが、ゴールドの取引開始時間は1時間遅い点には注意しましょう。
1pipsの損益
ゴールドを取引した時、1pipsの変動で発生する日本円での損益の求め方は、FXと同じく以下の式から計算することができます。
=1pipsの損益
つまりスタンダード口座でゴールドを1ロット取引する場合、以下のように計算できますね。(1ドル=130円と仮定して計算)
=1,300円(1pipsの損益)
取引ロットに応じた1pipsあたりの損益を表にまとめると以下のようになります。(1ドル=130円と仮定して計算)
取引ロット数 | スタンダード口座/XM Zero口座 | マイクロ口座 |
0.01ロット | 13円 | ー |
0.1ロット | 130円 | 1.3円 |
1ロット | 1,300円 | 13円 |
10ロット | 1万3,000円 | 130円 |
50ロット | 6万5,000円 | 650円 |
100ロット | ー | 1,300円 |
この表を見て分かるように、ゴールド取引での1pipsあたりの損益は、ユーロドルやポンドドルなど、決済通貨がドルの通貨ペアと同じになります。1ロット取引した場合の1pipsの損益は、ゴールドもユーロドルも同じ、と言うことですね。
値幅と損益の関係がFXと同じなのは分かりやすくて良いですが、ゴールドは値動きそのものが大きく、同じようなローソク足1本でもゴールドではFX通貨ペアの2倍程度の値幅がある印象です。そうした点はゴールド取引の魅力であり、注意点でもあると言えるでしょう。
必要証拠金
ゴールドの必要証拠金の計算はFXと同じように行うことができ、以下のように計算します。
=必要証拠金
スタンダード口座でゴールドを最小の0.01ロット取引する場合、以下のように計算できますね。(ゴールドのレート=1,700ドル、1ドル=130円と仮定して計算)
=221円(必要証拠金)
スタンダード口座でゴールドを0.01ロット取引する場合の必要証拠金は、221円と非常に少額であることが分かります。1ロット取引する場合では、必要証拠金は2万2,100円になりますね。
また、契約サイズの小さいマイクロ口座や、最大レバレッジが500倍のXM Zero口座でゴールドを最小ロット取引する場合の必要証拠金も含めて表にすると、以下のようになります。
必要証拠金 | |
スタンダード口座(0.01ロット) | 221円 |
マイクロ口座(0.1ロット) | 22円 |
XM Zero口座(0.01ロット) | 442円 |
高いレバレッジを生かして少額からゴールドを取引したい場合は、スタンダード口座かマイクロ口座がおすすめです。
取引できるロット数
ゴールドの取引ロット数の上限・下限は、以下のようになっています。
最小ロット | 1ポジションの最大ロット | |
スタンダード口座 | 0.01ロット | 50ロット |
マイクロ口座 | 0.1ロット | 100ロット |
XM Zero口座 | 0.01ロット | 50ロット |
スタンダード口座とXM Zero口座は、両方とも0.01ロットから50ロットです。マイクロ口座だけは、0.1ロットから100ロットの取引になっていますね。
3つの口座タイプは共通して、0.01ロット単位でのロット設定が可能です。
XMでゴールド取引を始める方法
XMでゴールドを取引するには、専用口座の開設や特別な手続きは一切必要ありません。通常のスタンダード口座をはじめとした口座タイプで取引できます。
ただしMT4/MT5の気配値には、最初からゴールドのシンボルが表示されていないことがほとんどなので、ここではMT4/MT5でゴールドを設定する手順を確認しましょう。
MT4/MT5でゴールドを設定する手順
気配値表示にゴールドのシンボルを追加する方法はいくつかありますが、代表的なものとして、MT4では「通貨ペアリスト」、MT5では「銘柄」から行う方法があります。
手順には共通点が多いため、今回はMT5で設定する手順を解説していきたいと思います。
まずはMT5の上部メニューにある「表示」から「銘柄」を選択しましょう。
銘柄ウィンドウが表示されたら、「CFDs」→「Spot Metals」と進み、その中にある「GOLD」を見つけます。
シンボルを気配値表示に追加するには、シンボルをダブルクリックするか、「銘柄を表示する」をクリックしましょう。
気配値表示にGOLDが追加されたら、シンボルを右クリックし「チャートウィンドウ」を選択すると、ゴールドのチャートを開くことができます。
スタンダード口座の場合は上記の通りですが、マイクロ口座では「Spot Metals Micro」、XM Zero口座では「Spot Metals Zero」の各フォルダに専用シンボルが格納されています。
XMでゴールド取引をする際の注意点
最後に、XMでゴールドを取引する際の注意点を確認しましょう。
スプレッドは狭くはなく平均的
XMのゴールド取引に大きな注意点はなく、FX通貨ペアと同じように取引することができますが、強いて挙げれば、スプレッドの面での競争力は海外FXの中で高くないことは知っておくべきです。
XMには各種ボーナスやロイヤリティプログラムを利用してゴールドを取引できるメリットがありますが、より狭いスプレッドでゴールドを取引したい場合は、他社を検討しても良いでしょう。
まとめ
ゴールドは非常にボラティリティが高いため、トレード技術はもちろん、ロット設定などの資金管理も重要です。もちろんその分、うまく取引できれば非常に利益を上げやすく、魅力的な銘柄と言えるでしょう。
XMではボーナスや取引量の小さいマイクロ口座が利用できるため、ゴールド取引初心者でも挑戦しやす苦なっています。またスタンダード口座などで取引する場合は、まずはFXでのロット設定の半分くらいを目安に、様子をみてみるのもありでしょう。
コメント