約定力やスプレッドの狭さに定評がある人気海外FX業者Axiory。信託保全の採用や積極的な情報開示など、信頼性の高さもその特徴のひとつです。そんなAxioryですが、入出金方法でもユーザー視点に立った使いやすい方法を提供していますね。
Axioryでは、2020年7月1日に出金ルールの改訂があり、クレジットカードを除く出金方法で、入金額以上の出金に対応できるようになりました。このルール変更により、Axioryユーザーの出金の利便性は大きく向上したと言えるでしょう。
そこで今回は、新しい出金ルールを踏まえつつ、Axioryが提供する入出金方法について、特徴やメリットを詳しく説明したいと思います。
Axioryの評判や特徴、メリット・デメリットなどについては下記の記事に詳しくまとめています。口座開設や入金の前にXMの特徴を知りたいという人は参考にしてください。
Axioryの入出金方法の特徴
Axioryの入出金の大きな特徴、メリットとしては、冒頭で紹介したように、カード出金以外のすべての出金方法で入金額以上の出金ができること、そして、円建てなら入金だけではなく出金も国内銀行送金が可能なことが挙げられます。
さらにそれ以外の特徴として、以下のようなものもありますね。
- 種類の異なる6つの入金方法があり、使いやすい方法を選べる
- 入金した方法で出金が可能
- 入金は即時可能(一部入金方法を除く)
- 厳格なルールの下、営業日24時間以内に出金手続きに対応
- 2万円以上の入金で手数料無料、2万円未満の入金では一律1,000円(国際銀行送金では一律1,500円)の手数料
次からは、具体的な入出金方法やルールについて、それぞれ見ていきましょう。
Axioryの入金方法
まずは、Axioryのすべての入金方法とそれぞれの入金方法の特徴を、順番に確認していきたいと思います。
入金方法一覧
以下はAxioryが用意する入金方法の、口座通貨・入金手数料・口座へ反映するまでの時間の一覧です。
入金方法 | 口座通貨 | 入金手数料 | 口座へ反映するまでの時間 |
国内銀行送金 By Curfex | 日本円のみ | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,000円の手数料 また、送金手数料は別途負担 | 営業日1〜24時間以内 |
国際銀行送金 | 全ての通貨 | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,500円の手数料 また、送金手数料は別途負担 | 3〜10営業日 |
VISA・JCB クレジット/デビットカード | 全ての通貨 | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,000円の手数料 | 即時 |
STICPAY(スティックペイ) | 全ての通貨 | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,000円の手数料 | 即時 |
仮想通貨 | 全ての通貨 | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,000円の手数料 | 営業日15分以内 |
VLoad(ブイロード) | 全ての通貨 | 2万円以上の入金で手数料無料 2万円未満の入金では、一律1,000円の手数料 | 即時 |
各種入金方法の概要
ここからは、各入金方法の特徴を詳しく解説していきたいと思います。
国内銀行送金 By Curfex
Curfex(カーフェックス)はアジアを中心に資金移動サービスを行なっている会社です。日本においては関東財務局にしっかりと登録し運営を行なっているため、その点では信頼性が高いサービスと言えるでしょう。
Axioryの国内銀行送金はこのCurfexにより行われるため、利用する際にはCurfexにアカウント登録をする必要があります。登録の流れは、海外FXの口座開設のように、公式サイトから必要事項を入力し、最後は本人確認書類(KYC)を提出して完了という形ですね。
登録作業の手間はありますが、入金だけではなく出金でも国内銀行送金を利用できると言うのは、大きなメリットと言えますね。また、2万円以上の入金では送金手数料のみがかかりますが、2万円以上の出金では手数料はAxioryが負担してくれるため、完全に無料で出金ができます。海外FX全体を通して見ても、手数料無料で国内銀行送金に対応しているAxioryの入出金手段は、利便性が非常に高いと言えるでしょう。
ただし、Curfexによる国内銀行送金で対応できる通貨は円のみとなっているため、その点は注意する必要があります。
海外FXにおける国内銀行送金のメリットや対応業者は下記に詳しくまとめています。
国際銀行送金
多くの日本人ユーザーにとって、銀行送金による入出金はCurfexによる国内銀行送金で十分間に合うでしょう。しかし、円以外の通貨やその他の場合の入金方法として、国際銀行送金も利用できます。
ただし、国際銀行送金での入出金では、着金までに3営業日〜最大で15営業日3週間前後かかるほか、送金手数料も4,000円〜8,000円程度必要になります。
VISA・JCB(クレジット/デビットカード)
VISAやJCBによるクレジット/デビットカード入金では、24時間365日即時入金可能と言うメリットがあります。カード入金の場合も、2万円以上の入金で手数料は無料となりますね。
ただし、法人として登録しているユーザーが入金にビジネスカードを利用した場合、確認のために時間が必要になる場合があります。
STICPAY(スティックペイ)
STICPAYは、いわゆるオンラインウォレットと言われるサービス。STICPAY口座を開設しそこに入金しておくことで、Axioryを始めSTICPAYに対応した海外FX業者の入出金で使うことができます。
STICPAYでは、24時間365日即時入金可能で、2万円以上の入金では手数料もかかりません。ただし、法人として登録しているユーザーは使用することができません。
STICPAYの特徴や手数料、他の入出金方法と比較したメリット・デメリット、対応海外FX業者などは下記でさらに詳しく解説しています。
仮想通貨
Axioryでは、以下の仮想通貨での各ウォレットからの入金に対応しています。
- BTC
- BCH
- ETH
- XRP
- PAX
- GUSD
- USDC
- BUSD
ただし、仮想通貨による直接の入金には対応していません。あくまでも、ペイメントプロトコル採用ウォレットからの入金という形になります。また、仮想通貨による入金では、1日にできる入金額の上限が50万円であることにも注意しましょう。
VLoad(ブイロード)
VLoadは、クーポンタイプのオンライン決済サービス会社ですね。あらかじめVLoad口座を開設し、クーポンとしてチャージしておくことで決済に利用できますが、出金にも利用できます。
AxioryでのVLoad入金は、24時間365日即時入金可能であったり、直接利用できないマスターカードもVLoad経由で使えるなどのメリットはあります。しかし、VLoadからの出金方法としては国際銀行送金になるなど、一般的な日本人ユーザーにとっての利便性は、他の入出金方法と比べると現時点では低いかも知れません。
入金時の注意点
Axioryの入金で気をつけるべきことをまとめると、以下の2つになるでしょう。
- 入金手数料が無料となる金額(2万円)以上を入金した方が、手数料のコストを抑えられる
- 「入金方法=出金方法」の原則があるので、入金時には出金方法も考慮した方が良い
特に手数料については、一律で1,000円(海外送金の場合は1,500円)発生するため、少額を複数回送金するというような使い方をすると、かなりコスト高になってしまいます。特別な理由がない限りは、基本的に2万円以上で入金するようにしましょう。
Axioryの出金方法
口座への入金も大事ですが、それよりも大事なのは、いかにして出金するかと言うことですね。ここからはAxioryの出金方法を確認していきましょう。
出金方法一覧
以下はAxioryで出金可能な方法の、口座通貨・出金手数料・着金までの時間の一覧です。
入金方法 | 口座通貨 | 出金手数料 | 着金までの時間 |
国内銀行送金 By Curfex | 日本円のみ | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,000円の手数料 | 営業日1〜24時間以内 |
国際銀行送金 | 全ての通貨 | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,500円の手数料 また、送金手数料は別途負担 | 3〜10営業日 |
VISA・JCB クレジット/デビットカード | 全ての通貨 | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,000円の手数料 | 3〜20営業日 |
STICPAY(スティックペイ) | 全ての通貨 | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,000円の手数料 | 即時 |
仮想通貨 | 全ての通貨 | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,000円の手数料 | 1〜5営業日 |
VLoad(ブイロード) | 全ての通貨 | 2万円以上の出金で手数料無料 2万円未満の出金では、一律1,000円の手数料 | 即時 |
出金時のルールと注意点
続いて、出金に際してのルールや注意点を確認していきましょう。
Axiory口座名義と同名義の方法でのみ出金可能
Axioryでは、マネーロンダリング防止のため、第三者名義への出金はできません。Axioryの口座名義と同名義の口座やカードなどの方法でのみ出金可能です。
「入金方法=出金方法」の原則がある
Axioryでは入金した方法のみが、出金方法として選択できます。例えば、VLoadだけで入金したユーザーは、基本的にVLoadでの出金のみが可能で、他の方法での出金はできないということですね。
ただ、XMのように、銀行送金以外は入金額までしか出金できないというルールはありません。後ほど詳しく解説しますが、もし「国内銀行送金・STICPAY・VLoad」の3つの方法で入金した場合は、利益も含めてその3つの中から好きな方法で出金できる、ということになります。
カードで入金した場合は、優先的に入金額までを出金しなければいけない
クレジット/デビットカードで入金した場合のみ、出金時は優先的に入金に利用したカードへの出金(返金)を行う形になります。クレジット/デビットカードへの出金は返金という扱いになるため、利益分は出金できません。もし入金額以上の利益がある場合は、入金額までクレジット/デビットカードへの出金、利益分は他の方法で出金する必要があるということですね。
返金処理は各カード会社の締め日等の都合により、1ヶ月程度の時間がかかる場合もあります。自分の手元に資金が戻ってくるまでに時間がかかる可能性があることは、あらかじめ念頭に置いた方が良いでしょう。
カード出金以外の方法は、入金額以上の出金が可能
Axioryでは、カード出金以外のすべての方法で、入金額以上の金額の出金が可能です。
例えば、以下のように入金したとします。
- 国内銀行送金 By Curfex:5万円
- VISAカード:5万円
- STICPAY:5万円
取引の結果10万円の利益が出たとして、口座にある25万円全額を出金する場合を考えてみましょう。
まず、VISAカードでの入金(今回は5万円)は、優先的に出金(返金)する必要がありましたね。残りの残高は20万円ですが、今回入金した国内銀行送金とSTICPAYで、自由に出金することができます。例えば残りの全額を国内銀行送金で出金しても良いですし、それぞれの方法で出金しても構いません。
この出金ルール改訂は2020年7月1日から行われており、Axioryユーザーの出金の利便性は大きく向上したと言えるでしょう。
国際銀行送金では、送金手数料が必要
国際銀行送金では、入金の場合と同様に出金時にも数千円の別途手数料が必要です。また、国内銀行送金とは違い、着金にも時間がかかることに注意しましょう。
BitPayでの出金は、Bitcoinのみ可能
Axioryでは、ビットコインキャッシュへの出金ができません。またBitPayでの出金は、Bitcoinのみ対応可能となっています。その他の仮想通貨での入金分にはついては、国際銀行送金での出金となる場合もあります。
まとめ
Axioryでは、国内銀行送金をはじめとした豊富な入出金方法を用意しており、その利便性は非常に高いと言えるでしょう。中でも国内銀行送金により取引口座から直接出金できる点は便利で、国内FXユーザーにも受け入れやすい方法ではないでしょうか。
さらに新しい出金ルールにより、カード出金以外ではどの方法も入金額以上の出金ができるようになったことも、非常にメリットが大きいですね。海外FX口座からの出金方法やコストは、海外FXユーザーの悩みの種と言っても過言ではありませんが、Axioryはそれを解消してくれたと言えるでしょう。
高品質の取引環境でトレードをし、入出金も気軽に行いたい、と言うトレーダーは、利便性の高い入出金方法を用意しているAxioryの利用をぜひ検討してみてください。
Axioryの口座開設の手順は下記に詳しくまとめています。
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