業界最狭水準のスプレッドや0.0035秒以内の高速約定などで、高い評価を得ている海外FX業者LandFX(ランドFX)。世界中でFXブローカー業務を展開しており、各国で様々な賞を受賞するほど質の高いサービスを展開していますね。金融ライセンスとして特に厳しい英国FCAライセンスを取得していることもあり、その信頼性も抜群。最近は日本人トレーダーの利用者も増えており、年々知名度をあげています。
そんなLandFXですが、海外FX業者ということもあり口座開設の方法に不安があるという人もいるのではないでしょうか。英語での入力が必要な箇所があったり、口座タイプとして複数の種類が存在する点などは、迷いやすいポイントだと言えます。
そこで本記事では、LandFXの各口座タイプの特徴や違いと合わせて、具体的な実際の口座開設手順を詳しく解説。LandFXの口座開設を検討している人はぜひ参考にしてください。
狭スプレッドでハイスペックな取引環境を誇るLandFXの特徴については下記の記事に詳しくまとめています。口座開設の前に全体的な評判などが知りたい方はこちらを参考にしてください。
LandFXの豪華ボーナスについては下記をどうぞ。
LandFXの口座タイプ
LandFXには、「Live口座(スタンダード口座/STP)」と「ECN口座」の定番2種の口座に加え、100%ボーナスが獲得できる専用の「LPボーナス口座」が存在します。それぞれの口座の基本仕様をまとめると以下の表のような感じですね。
口座タイプ | Live口座(STP) | LPボーナス口座(STP) | ECN口座(ECN) |
スプレッド | 0.7pips~ | 0.7pips~ | 0.0pip~ |
レバレッジ | 最大500倍 | 最大500倍 | 最大200倍 |
取引プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
最低入金額 | 30,000円/$300 | 10,000円/$100 | 200,000円/$2,000 |
両建て取引 | 同一口座内は可能 | 同一口座内は可能 | 同一口座内は可能 |
最低取引量 | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.1Lot(10,000通貨) |
ボーナス | 無し | 最大50万円の100%入金ボーナス | 無し |
ロスカット水準 | 証拠金維持率30%以下 | 証拠金維持率30%以下 | 証拠金維持率30%以下 |
口座の通貨 | USD,EUR,JPY | USD,JPY | USD,EUR,JPY |
1ポジションの最大保有数 | 30Lot | 30Lot | 30Lot |
最大保有数 | 100Lot | 100Lot | 100Lot |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 往復7ドル/1lot |
※LPボーナス口座は2017年6月1日より開始しており、利用者の同意なしに終了する可能性があります。
LPボーナス口座はスタンダードなLive口座より最低入金額が低く、10,000円から取引を始めることが可能です。また100%入金ボーナスがあることが、LPボーナス口座の最大の特徴ですね。
ECN口座はスプレッドが狭い代わりに往復7ドルの取引手数料が発生する口座。XMのゼロ口座などと同じく取引方式にECNを採用したタイプですね。レバレッジが低く抑えられており、さらに最低入金額が200,000円とややハードルが高くなっています。
LPボーナス口座とLive口座はほぼスペックが同じですので、ボーナスが獲得できるLPボーナス口座の方が明らかにお得。そのため通常はこのLPボーナス口座を開設しておけば問題ありません。ある程度の資金がありECN方式の口座で取引したいというトレーダーのみ、ECN口座を利用するようにしましょう。
STP方式とECN方式の違いやそれぞれのメリット・デメリットについては下記の記事にまとめています。
参考:ECN口座とLive口座の取引コスト(スプレッド)差
LandFXのECN口座の手数料は1lotあたり往復で7ドル。これをpips換算すると0.7pipsということになりますね。これを踏まえた上で、Live口座とECN口座のスプレッド(取引コスト)を比較すると下記の表のようになりますね。(Live口座とLPボーナス口座のスプレッドは同じ)
通貨ペア | Live口座 | ECN口座 |
EUR/USD | 0.8pips | 0.8pips(0.1pips) |
USD/JPY | 0.9pips | 0.9pips(0.2pips) |
GBP/USD | 1.1pips | 1.2pips(0.5pips) |
AUD/JPY | 2.0pips | 1.2pips(0.5pips) |
EUR/JPY | 1.5pips | 1.1pips(0.4pips) |
GBP/JPY | 1.9pips | 1.7pips(1.0pips) |
※ECN口座はスプレッド+手数料で表記(カッコ内はスプレッドのみの値)
こうして見てみると、必ずしもECN口座の方がスプレッドが狭くなるわけではありません。AUD/JPYやEUR/JPYといった通貨ペアではECN口座の方がコストは低いですが、EUR/USDやUSD/JPYではどちらも同じです。
このことからも、やはり基本的にはLPボーナス口座の選択で問題ないと言えますね。後述しますがLandFXでは口座タイプ違いの追加口座も開設も可能ですので、ECN口座を使いたくなった場合は、追加で開設することもできます。
LandFXの口座開設方法
それでは早速LandFXの口座開設方法を詳しく解説していきたいと思います。
口座タイプの選択と個人情報の登録
まずは、こちらの口座開設フォームをクリックするか、LandFXの公式サイト(https://www.land-fx.com/)から「Live口座」をクリックします。
「リアル口座開設 1/2」ここで口座の名義が「個人」か「法人」かの選択と、「口座のタイプ」を選択しましょう。
Platform Typeでは取引プラットフォームとしてMT4かMT5を選択できます。通貨やレバレッジについては通常はJPY/500:1を選んでおけば良いでしょう。
続いて「個人情報」の記入フォームありますので、名前をローマ字で入力し性別と国籍、生年月日を選択します。
入力例としては下記のような感じですね。
- 名:(例)Taro
- 姓:(例)Yamada
- 性別:(例)男
- 国籍:(例)Japan
- 生年月日:(例)2001-10-02
次は「個人情報(連絡先)」の記入です。
電話番号は日本の国番号である「+81」がすでに選択されていると思いますが、気にせず0から入力してください。携帯番号の入力が終われば「SMS発送」のボタンを押しましょう。
ここで認証の画面が表示されます。
該当の番号宛にSMSで4桁の認証番号が送られてきますので、5分以内に入力して「認証」を押しましょう。
番号に間違いがなければ認証が完了します。このSMS認証を完了していないと、口座開設ができませんので注意してください。
固定電話の欄には固定電話の番号を入力します。固定電話がない場合は、携帯電話の番号で構いません。
あとはメールアドレスと住所を英語で入力していきます。メールアドレスにはAppleのiCloud アカウントである「@me.com」「@icloud.com」や携帯キャリアのアドレスは使用できませんので注意してください。
入力例は下記のような感じですね。
- 住居国:(例)Japan
- 都道府県:(例)Tokyo
- 市区町村:(例)Akasaka,Tokyo-ku
- 番地、建物名など:(例)1-2-3
- 郵便番号:(例)1113333
住所の英語表記がわからない場合は、下記のような住所翻訳サイトを使えば変換してくれます。
記入が終わりれば、「次へ」をクリックしましょう。
資産情報・取引経験の入力
続いて資産情報や取引経験の入力・選択をしていきます。最初のIB Codeについては、通常は何もしなくて構いません。資産情報と雇用状況、取引経験については該当する内容を入力・選択するようにしてください。
入力例は下記のような感じです。
- 自己資産:(例)10万
- 推定年収:(例)10万
- 雇用状況:(例)会社員
- 産業:(例)その他
- 外国為替:(例)無し
- 株:(例)無し
- 証券:(例)無し
- 先物:(例)無し
- オプション:(例)無し
取引経験については全て「無し」を選んでも、口座開設を拒否されたり取引が制限されるということはありませんので、正直に記入して大丈夫です。
身分証明書・居住証明書の登録
続いて身分証明書(PLE)のアップロードですね。身分証明書には、
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
が使用可能です。
「検索」をクリックしてスマホなどで撮影した対象の画像を選択しましょう。
居住証明書(POA)も同じように「検索」からアップロードできます。
居住証明書は「名前」「住所」「発行日」の3つが確認できる3ヶ月以内に発行された書類が必要です。
- 住民票
- 銀行およびカード明細書
- 公共料金領収明細書
などの書類をアップロードしましょう。
もし、提出した書類が承認されない場合、登録メールアドレスに「再提出・〇〇のお願い」というメールが届きますので、返信の際に書類を添付してください。
ちなみに「身分証明書」「居住証明書」は後ほどマイアカウントから提出することも可能です。
約諾書/追加リスク開示への署名
最後に必要書類などへの同意のため署名を行ないます。まずは最初に署名(必須)の項目で、自身の名前をローマ字で入力しましょう。「姓」「名」の順で間には半角スペースを入れてください。
名前欄を入力すると、自動で署名欄が入力されます。入力後、「次へ」ボタンをクリックしてください。
同じように約諾書への署名ですね。こちらも同様に名前欄にローマ字で入力し、同意のチェックボックスにチェック、「次へ」をクリックします。
続いて追加リスク開示にも署名をします。
こちらは書面内にも下記のようなチェックボックスがあります。
- 21歳未満65歳以上の場合
- 先物取引及び株式投資の経験が6か月未満の場合
- 年収が$25,000に満たない場合
- 投資金が純資産の25%超過の場合
これらに該当する場合、FX投資に追加のリスクがある点が書面には記載されています。該当しない場合にチェックを入れるようにしましょう。その後名前を入力し同意のチェックボックスにチェックを入れて、「次へ」をクリック。
下記のような画像が表示されれば口座開設の申請が完了です。
登録したメールアドレス宛にも、口座開設の申請完了メールが届きますので、確認しておきましょう。
この口座申請から1-2営業日以内に審査が完了し、問題なければLandFXから「MT4/5アカウント番号」「MT4/5パスワード」「読み込み専用パスワード(トレードをせずに取引の確認をするだけのパスワード)」「サーバー」の4つの情報が記載されたメールが届きます。
これで口座開設が完了ですね。もし、3営業日以上経過しても連絡がない場合は、一度「LandFX」サポートに連絡して、状況を確認するようにしましょう。
LandFXの入金について
上記手順で口座開設は完了ですが、LandFXには口座開設ボーナスがないため、取引を開始するには入金が必要です。LandFXへの入金方法を簡単にまとめると以下の表のような感じですね。
入金方法 | 入金時間 | 最低入金額 | 入金限度額 | 入金手数料 | 通貨 |
クレジットカード | 1時間以内 | 10,000円/$100 | USD$10,000 | 無し | USD,EUR,JPY |
STICPAY | すぐに | $5 | $50,000 | 無し | USD,EUR,JPY |
国内銀行送金 | 1時間以内 | 50,000円/$500 | 限度無し | 無し | JPY |
海外銀行送金 | 1-2営業日 | 50,000円/$500 | 限度無し | 無し | USD,EUR,JPY,CHF |
ビットコイン | 1時間以内 | 10,000円/$100 | USD$10,000 | 無し | BTC |
この中で一般的な方法と言えば、クレジットカードによる入金か国内銀行送金でしょう。ただクレジットカード入金に関しては、現在VISAのみ使用可能で、MasterCardやJCB、AMEXは利用できないようですので注意してください。
海外FX業者で国内銀行送金に対応している点は珍しいポイントですね。着金時間も早く非常に使いやすいため、最低入金額50,000円以上の入金であれば、国内銀行送金がおすすめです。すでにSTICPAYアカウントを持っている場合は、最低入金額が低いSTICPAYを利用するのもありですね。
手数料は全て無料ですが、最低入金額以下の入金では手数料が発生しますので注意しましょう。
LandFXの追加口座開設について
LandFXでは合計5つまで口座を持つことが可能です。口座間資金移動による資金管理・資金調整やトレードスタイルによる使い分けなど、複数の口座を持つメリットは大きいため、ぜひ追加口座も作成しておきましょう。もし最初にボーナスのないLive口座を開設している場合は、追加でLPボーナス口座を開設することで入金ボーナスを受け取ることも可能です。
追加口座の開設方法は非常に簡単。まずマイアカウントにログインします。
次に右の追加口座をクリック。
ここで口座タイプやプラットフォーム、通貨、レバレッジを選択し、注意事項のチェックボックスにチェックを入れて「口座開設」ボタンをクリックすれば、追加口座開設の申請が完了です。
すでに最初の開設時に個人情報などは入力済ですので、再入力は必要ありません。初回登録時と同じく1-2営業日以内に審査が完了し、問題なければ口座開設承認のメールが届きます。
まとめ
LandFXは業界最高水準に狭いスプレッドや高速約定など、ハイスペックな取引環境を提供している海外FX業者です。加えて入金ボーナスの豪華さや豊富な取扱通貨ペアなど、一度利用してみる価値は十分にあると言えるでしょう。
利用を検討している人は本記事を参考にぜひ口座開設をして、そのハイスペックな取引環境を体験してみてください。
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