BigBossは2013年からサービスを開始している、実績の安定した中堅どころの海外FX業者です。2022年4月からはMT5にも対応しており、使いやすさも向上していますね。
取引を始める時は、対応している入出金方法やルールを確認しておくことが重要ですが、BigBossは公式サイト内で入出金方法やルールについてあまり記載していないので、情報を探すのに苦労している人も多いかも知れません。
結論から言うとBigBossでは、代行業者による国内銀行送金での入出金に対応しているほか、bitwalletなどのオンラインウォレットも利用できるので、入出金しやすい業者と言えるでしょう。
本記事では、そんなBigBossが対応している入金・出金方法の詳細や、気をつけたい注意点も分かりやすく解説。おすすめの入出金方法も説明しているため、BigBossの入金・出金方法を詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
BigBossの入金方法
BigBossが対応している各入金方法の仕様を一覧にすると下記のようになります。
入金方法 | 最低入金額 | 最高入金額 | 入金手数料 | 反映時間 |
国内銀行送金 | 1,000円 | なし | 5万円未満では1,000円 | 2〜5営業日 |
海外銀行送金 | なし | なし | あり | 2〜5営業日 |
クレジットカード | なし | 毎月50万円まで | なし | 0〜1営業日 |
bitwallet | 1万円 | 300万円 | なし | 0〜1営業日 |
BXONE | 5,000円 | 50万円 | なし | 0〜1営業日 |
仮想通貨 | なし | なし | なし | 0〜2営業日 |
続いて、各入金方法の詳細を順番に確認していきます。
銀行送金(国内銀行送金/海外銀行送金)
BigBossでは、国内銀行送金と海外銀行送金による入金が可能です。ただし海外送金で入金できる通貨はUSDのみとなっており、日本国外の銀行からの送金の際に利用できます。そのため、日本在住の一般的なトレーダーの場合は、国内銀行送金を利用する形になりますね。
国内銀行送金は、決済代行業者の国内銀行口座へ振り込むことで、BigBossの取引口座へ反映されます。入金額が5万円未満の場合、1,000円の入金手数料が発生するため、銀行送金を利用する場合は5万円以上の入金が好ましいですね。(5万円以上の入金でも振込手数料はユーザー負担)
海外銀行送金での入金の場合、入金手数料はかかりませんが、着金時に発生する手数料は送金額から差し引かれて入金されるため、実質的にはユーザー負担となります。
クレジットカード
BigBossでは、MasterCard、JCB、VISAの3つのカードブランドに対応しています。
一般的な海外FX業者では、カード入金をした場合、出金時は優先的に同カードへ返金しなければいけませんが、BigBossではそもそもクレジットカード出金を扱っておらず、そのルールがありません。
クレジットカードで入金した場合、60日間はカードでの入金額は出金できませんが、その代わりに出金方法は自由に選べます。ある意味で気楽にカード入金が使えると言えるでしょう。
オンラインウォレット(bitwallet/BXONE)
BigBossではオンラインウォレットとして、bitwalletとBXONEの入金に対応しています。手数料無料で短時間での口座反映が可能なので、便利な入金方法ですね。
ただし、BXONEに対応している海外FX業者は、BigBossとXMくらいなので海外FX業界ではあまり普及はしていません。どちらかと言えば、bitwalletの方が利便性の高いサービスと言えます。
仮想通貨
BigBossでは、仮想通貨(BTC、ETH、USDT)での入金も可能です。
BigBoss側での手数料はかかりませんが、送金時に発生するマイニング手数料はユーザー負担になります。また、口座への入金時には、口座通貨へレート換算されて反映されます。
他の入金方法に比べると少々コストがかかる点は、あらかじめ注意した方が良いでしょう。
BigBossの入金での注意点
続いて、BigBossで入金する際の注意点を確認しましょう。
高額(300万円以上)の入金では、口座反映に時間がかかる場合がある
国内銀行送金や仮想通貨で300万円以上の高額の入金を行う場合、BigBossのコンプライアンス部門にて確認する場合があります。その場合は、口座への入金に通常よりも時間がかかることがあります。
また、仮想通貨で6万ドル相当額以上の入金を行う場合は、確認の連絡が行われる場合があります。
クレジットカードは画像登録など認証作業が必要
クレジットカードで入金する際は、入金画面から下記のように認証申請を行う必要があります。
カードの認証申請では、カード情報およびセルフィー画像(利用するカードと登録者本人が一緒に写っている画像)の登録が必要です。
クレジットカード入金は、こうした認証作業が完了した後で行うことができます。
bitwallet/BXONE入金では、BigBossの入金画面から手続きを行う必要がある
bitwalletやBXONEで入金する場合は、必ずBigBossの入金画面から各ウォレットにログインして手続きを行う必要があります。
もしBigBossの入金画面を経由しなかった場合は、取引口座へ入金できないため注意してください。
仮想通貨では、必ず本人名義のウォレットから入金しなければいけない
仮想通貨で入金する際は、登録者本人名義で管理している仮想通貨ウォレットやサービスから送金する必要があります。
もし本人名義ではないサービスから送金されたことがわかった場合、入金を取り消される場合があります。
BigBossの出金方法
ここからは、BigBossが対応している出金方法を確認したいと思います。各出金方法の仕様を一覧でまとめると下記のようになります。
出金方法 | 最低出金額 | 最高出金額 | 出金手数料 | 反映時間 |
国内銀行送金 | あり | ひと月3000万円まで | 2,000円 | 2〜5営業日 |
海外銀行送金 | あり | なし | 7,000円〜 | 2〜5営業日 |
bitwallet | なし | 300万円 | なし | 1〜5営業日 |
BXONE | なし | 300万円 | なし | 1〜5営業日 |
仮想通貨 | あり | なし | あり | 1〜2営業日 |
続いて、各出金方法の詳細を順番に確認していきます。
銀行送金(国内銀行送金/海外銀行送金)
BigBossでは国内銀行送金での出金、および海外銀行送金での出金に対応しています。
日本国内の銀行宛の場合、代行業者を利用した出金になるため、SWIFTコードを持たず海外送金に対応していない銀行も出金の受け取り銀行として指定することができる点は便利ですね。SWIFTコードを持たない銀行宛に出金する場合は、出金先口座の登録時にはSWIFTコードの入力欄に銀行コードを入力しましょう。国内銀行送金では受け取り銀行側での手数料はかかりませんが、出金手数料として2,000円が必要になります。
海外の銀行宛の場合、海外送金による出金になります。海外送金の場合も出金手数料は必要となっており、以下のように設定されています。
- 香港、シンガポールの銀行宛:最低出金手数料は7,000円(70ドル)、または出金額の0.9%
- 香港、シンガポール以外の銀行宛:最低出金手数料は12,000円(120ドル)、または出金額の1.75%
海外送金での出金の場合は、やや高めの出金手数料がかかる点に注意が必要ですね。
オンラインウォレット(bitwallet/BXONE)
BigBossでは、bitwalletとBXONEでの出金にも対応しています。出金手数料がかからず、比較的短い日数で出金可能な方法として便利ですね。
ただし、BigBossの入出金でbitwallet/BXONEを利用するには、それぞれの登録メールアドレスや登録名義が同一のものでなければいけません。メールアドレスが異なる場合は、BigBossか決済サービス側の登録メールアドレスを修正する必要があります。
仮想通貨
BigBossでは仮想通貨による出金も可能です。仮想通貨出金の場合は、仮想通貨に応じて出金手数料がかかります。例えばビットコインの場合は0.002BTCなどとなっています。
海外銀行送金と同様に、仮想通貨でも出金手数料はやや高めの設定なので、利用の際は注意したいですね。
BigBossの出金に関する特徴・注意点
BigBossでは一般的な海外FX業者とは違う特徴や出金ルールがいくつかありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
BigBossでは入金と違う方法で出金が可能
一般的な海外FXでは、入金方法と出金方法には何らかの関係があります。例えば、入出金の経路は同じにしなければならない、などですね。
しかしBigBossでは、入金した方法で出金しなければいけないなどのルールはありません。「bitwallet入金→国内銀行送金出金」や「クレジットカード入金→ビットコイン出金」なども問題なく可能となっています。
クレジットカード出金(返金)には対応していないため、他の方法で出金する
BigBossでは、クレジットカードは入金には使えますが、出金には対応していません。
これは一見デメリットのように見えますが、クレジットカード出金しなくて良いことは、人によっては嬉しいルールかも知れません。返金扱いであるクレジットカード出金には、ルールや制限が多く、出金方法としては使いにくいからです。
クレジットカードで入金した場合は、国内銀行送金など他の方法で全額出金が可能です。
クレジットカードによる入金額は、入金日から60日間は出金できない
BigBossではクレジットカードで入金した場合、入金額分は入金日から60日間は出金できないというルールがあります。
もし出来るだけ短期間で入出金をしたい場合は、クレジットカード入金は避けた方が良いでしょう。
出金する前に一回以上は取引しなければいけない
BigBossには、最後の入金から一回以上は取引しないと出金できないルールがあります。
決済方法間での資金移動をする目的のために、BigBossでの入出金は利用できない、と言うことですね。
ポジション保有中は、出金可能額に制限がある
BigBossではポジション保有中でも出金が可能ですが、ポジションの必要証拠金が残らなくなる金額を出金することはできません。
出金申請後に口座の証拠金維持率が低下した場合、場合によっては実際の出金額はリクエストした金額よりも少なくなる可能性もあります。
基本的には、ポジションを決済してから出金は行った方が安全でしょう。
出金すると、アカウント内の全ボーナスが消滅する
BigBossでは常時開催の取引ボーナスや、不定期開催の入金ボーナスなども魅力ですが、出金申請をした場合、アカウント内の口座にあるすべてのボーナスが消滅します。
出金する場合は、ボーナスがなくなることを理解した上で手続きをとりましょう。
BigBossでおすすめの入金・出金方法
最後に、BigBossでのおすすめの入金・出金方法を解説したいと思います。
入出金手数料を無料にしたい場合は、bitwalletがおすすめ
BigBossには「入金方法=出金方法」のルールがないため基本的に好きな方法を選べますが、手数料の面で一番おすすめと言える入出金方法はbitwalletでしょう。bitwalletでは、入出金の際の手数料が無料で、さらに他の方法に比べて短時間での口座反映が可能と言うメリットがあります。
別の使い方として、入金は国内銀行送金などで行い、出金はbitwalletで行う、と言う方法も良いですね。bitwallet口座からユーザーの銀行口座への出金には、通常824円(キャンペーン中の場合777円)の出金手数料がかかりますが、BigBossの国内送金による出金手数料の2,000円よりは安く済みます。
bitwalletを利用するには、別途bitwallet口座を開設する必要がありますが、すでにbitwallet口座を持っている人や、bitwalletに興味がある人にはおすすめしたい方法ですね。
国内銀行送金は誰でも使いやすい入出金方法
国内銀行送金は、誰でも使いやすい入出金方法としておすすめですね。
入金時には振込手数料、出金時には2,000円の出金手数料がかかりますので、その点には注意が必要ですが、入出金額が大きい場合はそのデメリットもあまり気にならなくなります。
bitwalletの口座を持っていない人や、クレジットカードでの入金をしたくない人は、国内銀行送金を利用すると良いでしょう。
まとめ
BigBossでメインとなる入出金方法は、国内銀行送金、bitwallet、そしてクレジットカード入金などです。BigBossでは入出金方法に厳格なルールはなく、自由に入金・出金方法が選べるため、入出金しやすい海外FX業者と言えるでしょう。
ただし出金の際はボーナスが全消滅するという特徴もありますので、ボーナスを利用した取引を継続する場合は、出金タイミングは気をつけるようにしてください。
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