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IS6FXのスプレッドを徹底解説!口座別・通貨別の違いや他業者との比較、注意点などもあわせて総まとめ

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口座開設ボーナスをはじめ、高額のボーナスキャンペーンが魅力のIS6FX。まだ新興のブローカーではありますが、海外FXの中では比較的知名度も高く名前を知っている人も多いのではないでしょうか。

そんなIS6FXですが、海外FX業者を選ぶ際に重要なポイントとなるスプレッドについては、海外FX業者の中では広めとなっており、低スプレッド口座タイプの提供もないと言う特徴があります。取引ごとにかかるコストは少々高めですが、その分をボーナスで補っている形ですね。

本記事ではIS6FXのスプレッドの特徴をはじめ、主要通貨ペアでの口座タイプごとの平均スプレッドを解説。また競合他社との平均スプレッド比較なども行なっていきたいと思います。

IS6FXのスプレッドの特徴

まず最初は、IS6FXのスプレッド全般の特徴から確認していきたいと思います。

全口座タイプでスプレッドは変動制

IS6FXでは主にマイクロ口座とスタンダード口座の2つの口座タイプを利用可能ですが、どちらの口座タイプもスプレッドは変動制となっています。(スプレッドの狭いプロ口座と、レバレッジ6000倍口座は、現在は新規開設はできません)

変動制スプレッドでは、相場状況に応じてスプレッド幅が細かく変動します。流動性が高くなる東京・ロンドン・ニューヨーク市場が開場する時間帯では、その業者の平均的なスプレッドで取引できますね。

しかし、変動スプレッドや原則固定スプレッドの場合は、日本時間の早朝や、ボラティリティが高くなるタイミングではスプレッドが拡大する場合があります。

IS6FXはスプレッドよりサービスのバランスを重視している

IS6FXは公式サイトの「通貨ペア・スプレッドについて」の冒頭で、以下のように書いています。

トレーダーにとって通貨ペアのスプレッドが狭いことは、コストを抑える上でとても重要なことです。ですが、IS6FXでは最狭スプレッドや0スプレッドは推さず、バランスを兼ね備えたFXブローカーでありたいと考えています。

ユーザーにとってのスプレッドは取引にかかるコストですが、ブローカーにとっては重要な収入源。狭くしすぎると経営が成り立たなくなるため、サービスに見合ったスプレッドの設定がされているということになります。

IS6FXのスプレッドは他社と比べて広めですが、それによって現在のサービスの質が保たれていると考えられますね。

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IS6FXの口座タイプ別平均スプレッド

ここからは、IS6FXの口座タイプ別実測平均スプレッドを見ていきたいと思います。現在利用可能なマイクロ口座とスタンダード口座で、主要な通貨ペアのスプレッドを確認しましょう。

マイクロ口座の平均スプレッド

IS6FXのマイクロ口座は、「1ロット=1,000通貨」の少額取引に特化した口座タイプですね。FX通貨ペアと貴金属取引が少額取引に対応しており、そのほかの取引可能銘柄である株価指数とエネルギーは、スタンダード口座などと同じ条件になります。

また、IS6FXのマイクロ口座の重要な仕様として、ボーナス非対応という点があります。

以下は、主要な通貨ペアの平均スプレッドです。

平均スプレッド
EURUSD2.6pips
USDJPY2.1pips
GBPUSD3.5pips
AUDUSD2.9pips
USDCAD2.7pips
USDCHF2.9pips
EURJPY2.9pips
GBPJPY5.2pips

一般的にスプレッドが狭いユーロドルやドル円などの主要通貨ペアでも平均2pips以上となっており、かなり広めであることが分かります。

スタンダード口座の平均スプレッド

IS6FXのスタンダード口座は、最大1000倍のレバレッジ、そしてすべてのボーナスキャンペーンが利用できる唯一の口座タイプです。IS6FXを利用する際の口座タイプは、スタンダード口座一択、と言っても間違いではないでしょう。

以下は、主要な通貨ペアの平均スプレッドです。

平均スプレッド
EURUSD2.6pips
USDJPY2.1pips
GBPUSD3.5pips
AUDUSD2.4pips
USDCAD2.1pips
USDCHF2.4pips
EURJPY2.4pips
GBPJPY4.7pips

マイクロ口座に比べると通貨ペアによっては狭いスプレッドとなっていますが、それでも主要な通貨ペアで軒並み平均2pips以上のスプレッドは、現在の海外FXの中では珍しいくらいの広さと言えますね。

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他社との口座タイプ別平均スプレッド比較

ここからは、IS6FXと競合となる他の海外FX業者で、口座タイプごとに平均スプレッドを比較していきたいと思います。

マイクロ口座の平均スプレッド比較

まずは各社の少額取引用口座タイプで、平均スプレッドを比較したいと思います。

少額取引用口座の中には、口座通貨として日本円を設定できないものも比較的多いので、今回は日本円で取引できる以下の口座に絞って比較しています。

  • IS6FX:マイクロ口座(1ロット=1,000通貨)
  • XM:マイクロ口座(1ロット=1,000通貨)
  • FXGT:ミニ口座(1ロット=1万通貨)

主要通貨ペアの各社の平均スプレッドは下記のようになります。

IS6FXXMFXGT
EURUSD2.6pips1.7pips1.7pips
USDJPY2.1pips1.5pips1.6pips
GBPUSD3.5pips2.5pips2.5pips
EURJPY2.9pips2.1pips2.3pips

XMとFXGTともに、IS6FXと同じくボーナス提供が魅力の海外FX業者ですね。しかし、平均スプレッドの比較では大きく差が出る結果となりましたね。

また、IS6FXではマイクロ口座はボーナス対象外なのに対し、XMとFXGTの少額取引口座はいずれもボーナス利用可能です。ボーナスを利用した少額取引を行いたい場合は、XMやFXGTを選択した方が良いでしょう。

スタンダード口座の平均スプレッド比較

続いて、各社のスタンダード口座で、平均スプレッドを比較したいと思います。

  • IS6FX:スタンダード口座
  • XM:スタンダード口座
  • FXGT:スタンダード口座
  • GemForex:オールインワン口座
  • TitanFX:スタンダード口座

主要通貨ペアの各社の平均スプレッドは以下のようになります。

IS6FXXMFXGTGemForexTitanFX
EURUSD2.6pips1.7pips1.4pips1.6pips1.2pips
USDJPY2.1pips1.5pips1.7pips1.7pips1.3pips
GBPUSD3.5pips2.5pips1.8pips2.4pips1.6pips
EURJPY2.4pips2.1pips2.3pips2.4pips1.6pips

XM、FXGT、GemForexは、IS6FXと同様にボーナスが豊富な海外FX業者です。TitanFXだけは、ボーナス提供を一切行わず、スプレッドの狭さや約定力などがメリットの業者ですね。

TitanFXのスプレッドの狭さは今回比較の5社の中では別格ですが、それ以外の4社を比較してもIS6FXのスプレッドの広さは目を引きます。IS6FXの場合は、ボーナスとスプレッドのバランスを考慮しながら利用する方が良いと言えるでしょう。

参考までに、今回比較した海外FX業者が提供するボーナスキャンペーンを一覧表にまとめていますので、参考にしてください。

ボーナス内容
IS6FX・5,000円または2万円の口座開設ボーナス(時期によって異なる)
・10万円までの100%入金ボーナス(不定期開催)
XM・3,000円の口座開設ボーナス
・500ドルまでの100%入金ボーナス
・4,500ドルまでの20%入金ボーナス
・その他、ロイヤリティプログラムによる取引量に応じたボーナス還元もあり
FXGT・3,000円または5,000円の口座開設ボーナス(時期によって異なる)
・入金ボーナス:7万円までの100%初回入金ボーナス
・2回目以降の入金には120万円までの30%ボーナス
GemForex・1万円または2万円の口座開設ボーナス(時期によって異なる)
・2%〜1,000%入金ボーナスジャックポット
・500万円までの100%入金ボーナス(不定期開催)

IS6FXのスプレッド注意点

最後にIS6FXのスプレッドについて、注意点を確認していきたいと思います。

全体的にスプレッドは広く、低スプレッド口座も現在は新規利用不可

IS6FXの公式サイトでは通貨ペアごとの平均スプレッドの掲載もあり、スタンダード口座のユーロドルで1.5pipsなどとなっています。しかしながら実測平均スプレッドは、海外FXの中ではかなり広めでしたね。公式サイト上の公称値は残念ながら現在のIS6FXの平均スプレッドを正確に反映したものではないと考えられるでしょう。

また、IS6FXではプロ口座と言う低スプレッド口座の提供もありますが、現在は新規で利用することはできません。もし新規受付が再開されたとしても、プロ口座はボーナス対象外である点に注意が必要です。

ちなみにFX業者の平均スプレッドを、公称値ではなく実測で確認したい場合は、MT4やMT5のカスタムインジケーターが便利です。スプレッドを計測するカスタムインジケーター(MT4ならSpread Recorder、MT5ならSpreadMeter OGT Freeなど)を利用することで、個人でも簡単に平均スプレッドのデータを得ることができますので、ぜひ活用してみてください。

日本時間の早朝や、指標発表時のスプレッド拡大に注意

日本時間の早朝(冬時間では7時前後、夏時間では6時前後)の時間帯は、世界の主要市場が閉場していたり、FX業者各社がロールオーバー処理をする時間のため、市場の流動性が下がってスプレッドが拡大します。

この現象は、完全固定スプレッドの業者を除き、程度の差こそあれすべてのFX業者で起こるため注意が必要です。

また、注目度の高い指標発表や要人発言など、ファンダメンタルズ要素で市場のボラティリティが高くなるタイミングでもスプレッドは広がることがあるので、取引する際は注意したいですね。

まとめ

IS6FXのスプレッドは、主要通貨ペアでも2pipsを超えており、海外FXの中では広めとなっています。そのため、トレード回数が多くなるスキャルピングにはやや不向きかもしれません。ボーナスを利用したデイトレードやスイングトレードをしてみたい人は、口座開設ボーナスを獲得して挑戦してみてはいかがでしょうか。

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